くるみ箱~ameba side~ -4ページ目

くるみ箱~ameba side~

ヘタリアが好きすぎてついに同人活動に手を染めてしまったダメな社会人の徒然ブログ。同人活動記や萌えなど、カオスな日記。

悪友SSをブログアップしまーす。


悪友とはいっても実際に親分が出てこないのですけど…。


「西ロマの恋愛ってさ~」って感じで仏プが恋バナしてるだけの小話です。


※人名表記です。現実の如何なるものとも無関係の妄想です!



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夜のバルで一人座っていたフランシスは、通話を終えたばかりの携帯をテーブルに置くと、知らずフッと小さく笑った。
週末の夜とあって客の多い店内は随分賑やかだ。

見るともなしにそれを眺めていたフランシスは、
「おう。早いじゃねーか、お前にしちゃ」
ギルベルトの声に顔を向けると、軽く手を上げてやってきた男にヒひらりと手を振りかえす。
相変わらずと言うか、約束の時間ぴったりに現れるギルベルトはドイツ人らしい几帳面さだ。

「出先から直接こっちに来たから、予定より早く着いただけさ」
「ふーん。…で、アイツはいつも通り遅刻かよ?」
テーブルについて嫌そうな顔をするギルベルトの言うアイツとは、言わずと知れたアントーニョ。
いつも時間通りに来たためしのない困った友人の一人である。

「いや、アントーニョの奴、今日は来ないってさ」
さっき電話があったとフランシスがそれに答えると、ギルベルトは器用に眉を吊り上げて「ドタキャンかよ」と呟いた。
近くを通った店員を摑まえて適当に注文を済ませると、それでやっと腰を落ち着けた様に二人は話の続きを再び始める。

「んで、アントーニョは何の用事だったんだ?」
足を組んで椅子に腰かけるギルベルトは、更にテーブルに肘をつくといった行儀の欠片もない格好でフランシスをチラリと眺め、
「ん?そんなん決まってるだろ?恋人とデートだってさ」
それ以外に何があるんだと言うフランシスに、ケッと面白くなさそうに髪を掻き上げた。

「恋人っつったって、相手はお兄様だろ?いっそのこと一緒に連れてこりゃいいじゃねぇか」
「……お前ね、恋人とデートするのに友人同伴はないだろ」
「だから、お兄様だろ?今更じゃねぇか……」
アントーニョと同じだけロヴィーノとも付き合いの長い二人だ。
これまでだって普通に一緒に食事をしたり出かけたりといった事をしてるのだし別に構わないだろ、と言うギルベルトのいう事も分からないではないが。
「…………いや、やっぱナイだろ」
フランシスは、アントーニョとロヴィーノの二人を思い浮かべて緩く首を振った。

解せない顔のギルベルトは、つくづく恋愛ごとに疎いと言うか。
「わかんねぇな。あいつらの場合は特にだ」
「ん?何がわかんないのさ。あいつらいつもバカップルぶりを披露してるじゃない?」
「アイツらが馬鹿だっつーのに異論はないが、あれは親馬鹿の延長みたいなもんだろ?」
バカップルと言うのとも違うだろ、というギルベルトにフランシスは口元だけで小さく笑う。
「そうかな、アイツらはあれでちゃんと恋人してるぜ?」
「恋人、ねぇ……」

そもそもギルベルトからしてみれば、自分がオネショの始末までしてるような相手を恋愛対象と見れるかどうかさえも疑問であるのに。
よしんば恋をしたところで、それまでの保護欲と、恋愛のそれとを区別できるものだろうか。
アントーニョのロヴィーノに対する過保護ぶりをよく見知っているだけに、ギルベルトはそれを思わずにはいられなかった。
その恋心が錯覚とまでは言わないけれど、限りなく家族愛に近いものではないのか、と。

「まぁ、お兄さんもお前と同じように考えてた時もあったんだけどね……」
そんなギルベルトにフランシスは意味深に笑うと、
「でも、アイツちゃんと男の顔してるんだぜ?」
ロヴィーノに向けるアントーニョのその表情は、親のそれでも何でもなく、いっぱしの恋する男のものだった。

けれど、それを言うと、
「そこまでは疑ってねぇよ。確かにお兄様にはベタ惚れなんだろうさ」
ギルベルトは肩を竦めて、だけど普通の恋人同士っていうのともやはり違う気がするのだとそう言った。

いわゆる、好いた惚れたの単純な恋人同士というには、二人の間には名前の違う愛情が育ちすぎていたからだ。
父性愛、家族愛、師弟愛、友愛、敬愛……それらが複雑に絡み合っていて。
それが悪いとは言わないけれど。
全てを包む様な穏やかなその愛情は、時に激しさを伴う「恋愛」とはやはり違うと言わざるを得ない。
そうしてまた、それを二人の間に想像することができなかった。

「…………そうかな?」
「…んだよ、ったく一人で分かったような顔しやがって。どうせ俺にはわからねぇって言うんだろ?」
「だったらいいさ、人の恋路なんてどうでもいいしな」と言うギルベルトが話題を変えるのに付き合って、下らないバカ話を始めながらもフランシスは胸の中で続けた。
(けどさ、お前もあんなアントーニョを見たらわかるだろうよ)

ギルベルトにも言った通り、フランシスも最初は同じように考えていたのだ。
アントーニョの言う愛情は家族愛の上にあるものではないのか、と。ただそれにフィジカルな関係が加わっただけの、そんな愛情だと。
勿論それだって立派な愛だ。
別にそれをどうこう言うつもりはない。
ましてや自分だって愛の国の男である。わが子の様に育てた相手にも恋は出来る男であった。

けれどそんな風に二人の関係を位置づけていたフランシスは。
ある日、ロヴィーノといるアントーニョの姿にそれは違うのではないかと、気づいた。
普段馬鹿ばかりやっては騒がしい男は、ロヴィーノと話す時にはひどく静かな声で喋り。いつもは朗らかに笑う男が、滲むようにはにかむのだ。
躊躇うようにその手を繋ぎ、照れたように隣を歩き、泣きそうなほどの切なさで、その唇を重ねる男は。
ただ恋しさだけを全身で叫んでいるように、フランシスには思えた。

家族としての愛情が、彼らの中から消えてしまったという訳ではないのだろうが。
それでも優しいだけの無償の愛を、養い親として与えている。
そんな風には少しも見えなかった。

アントーニョのそんな顔を、フランシスは初めて見た様に思う。
そしてそれが、ひどく意外に思えたのだ。
二人が恋人同士であることを理解してさえいても。
ただ恋い焦がれる男の顔をアントーニョの上に見たことに、動揺した。

正直、侮ってはいなかっただろうか。
タカをくくってはいなかっただろうか。
長年見てきた二人の、恋人ゴッコを想像して分かった気になっていたのではないだろうか。
親でもなく、兄弟でもなく、友でもなければ師でもない。
アントーニョはただの一人の男にすぎず。
そんな二人は、確かに普通の恋人同士であったのだ。


それにやっと気づいたフランシスは。
ただ、嬉しかった。
自分たちの一生は、とても長い。

だからこそ、そんな風にひたむきに愛せる誰かを持てた友人が、焦がれる相手を持てたことが───まるで奇跡のように、嬉しかった。
自分たちのような存在では、その真似事をすることはできても。
実際にそれを得ることは、やはりとても難しい事であったからだ。


親でもなく、兄弟でもなく、友でもなければ師でもない。
ただの一人の男として在れることの、なんと素晴らしい事か───。


「………フランシス?」
どこか上の空になっていたのだろう。
聞いているのか、と言うギルベルトの問いに、
「───あぁ、聞いてるって」
フランシスはワインを少し口に含んで、なんとも思わゆい友人の恋に微笑むと、
「あーあ…、お兄さんも素敵な恋がしたいねぇ……」
お決まりのセリフを呟いた。それにギルベルトは憮然とビールを一口呷り、
「………やっぱり全然聞いてねぇじゃねぇか……」
自分の話には脈絡もなければ繋がりもないフランシスの呟きにため息を吐いた。

ブツブツと文句を零すギルベルトに、やっぱりフランシスは笑みを深くすると。
「さて、この世の全ての恋人たちに乾杯でもしようじゃないか」
大げさにグラスを掲げ、ギルベルトを呆れさせた。

「ほら……、全ての恋人たちに」
「…………残念な友人に」
何とも可愛げのない呟きと共に、ギルベルトがフランシスのグラスにジョッキをおざなりに当てると。
二人はそれでも笑みを浮かべて、楽しく酒を酌み交わした。


<END>


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以上悪友SSでした!


本日は新作ラッシュでして更新を頑張ってのでちょっくら宣伝。


英日「Mid Night Rose」

   完全R18作品。 学パロ。


西ロマ「上とか下とか」

   くだらないエロ話。R15位で義務教育以上の閲覧推奨。ギャグ風味。


悪友SS「恋の花は夜に咲く」

   このブログに載せたものです。


西ロマの話を全年齢の部分だけでサンプルアップさせますね!



※今回は年齢指定の作品を含むのでブログに直接リンクを張るのは控えます。


  トップ記事の「くるみ」というサイト名の所からHPに飛べますので、


興味のある方で年齢的に大丈夫な方のみどうぞ!



次の記事に続く。



ニコ動ってほんとステキですよね?

久しぶりにニコニコしてきたので、私のお気に入りをご紹介。




こちら、見て震えが走ったくらいのスバラシイ動画です。

すっごく凝ってるし、編集の仕方がもはや神レベル!!

「黙ってマイリス」してた位、言うことなしにスバラシイできでした!


で、お次は悪友の動画。

この動画の親分、すっごくカッコイイの!!

架空の人物だと知ってても、このお三方がアイドルデビューしてくれないかな…と思わず思ってしまった。



数あるヘタリアMMDの中でも、親分の衣装があまりにも残念なのが不満だった私。

でも最近は増えてきたね~。

あの軍服とマタドール姿しかなかったような親分ですが衣装のバリエーションがどんどん増えてきて満足です!!

あと、すっごく動きが滑らかでしょ?

そのせいかもだけど、仏兄ちゃんがすっごく性的!!

エロスです!!

そしてプーちゃんは不憫のくせにセンター張ってますwww

この動画見て、三人がイケメンだったことを思い出したし!



二つの動画にhshsしたところで、お次は一気に雰囲気を変えてギャグへ。

この動画は他ブログでも一度紹介したほどのお気に入り。

百聞は一見にしかず、でまぁ見たってや?

絶対ハマる思うで?



では、お後が宜しいようで!

※外部プレーヤーで表示するとどうしても端が切れてしまうと言う事で、サムネイル表示の方で載せました。
画像をクリックするとニコの画面に飛ぶよ。

ヘタリアの小話を今日はUpしまーす。


西ロマで「After a second」


直訳すると「一秒後」意訳すると「一秒後の世界」な訳ですが…ちょっと切ないお話です。


ブログ用に考えた話で、とにかく短く書こうと頑張ってみた。無駄な言葉を省いて、伝えたいことを最小限の言葉で伝えるって結構大変。


文字数の割に難産だった小話ですが雰囲気だけお楽しみください。



※検索よけの為、西、ロマでの名前表記となります。脳内で国名変換お願いしまっす。


※あらゆる現実のものと無関係の妄想であることをご理解くださいませ。



「After a second」 



西はいつもロマの欲しい言葉を与えてくれた。


幼いころ、祖父に置いて行かれた夢を見ては泣きじゃくるロマに。


大人になって、西を失う夢を見ては声もなく涙を零すロマに。



『大丈夫、俺はお前を置いて消えたりせぇへん。


ずっとずっと傍にいて、お前が消える瞬間まで俺が見届けたる』



「誰か」に置いて行かれる恐怖は何百年経っても消えはしない。


大切なものを失う、その喪失感は今もロマの胸を巣食ったまま。


どんなに愛されて満たされても、ふとした瞬間その恐怖は甦る。



夢の中


温かく、自分を無条件に愛し、守ってくれるはずの大きな手が放されて。


カラの手の平を、握る。


どんなに叫んでも振り返らない背中。


選ばれなかった自分。



「いらない」と、そう言われるのは辛かった。


誰よりも愛した人に存在を否定されれば、踏みしめていた足元が揺らぐ気がした。



待って


お願い、置いて行かないで。



それが叶わないというのなら、せめてこの身を壊していって欲しかった。


誰にも必要とされないならば、この身に何の価値があると言うのか───。



ロマを捨てていくその背中は


祖父のものであり、西のものであり。


夢を見るたび傷ついて、ポロポロ ポロポロ 雫が落ちる。



「ロマ、大丈夫。何の怖いこともあらへんやろ?」


西の部屋のベッドの上。


涙を止めることのできないロマを、いつものように抱きしめて。



「大丈夫、俺はお前を置いて消えたりせぇへん。


ずっとずっと傍にいて、お前が消える瞬間まで俺が見届けたる」


何百 何千と繰り返された約束を、同じように囁くのだ。




そうしてロマの髪を梳きながら、少し笑って。


「それでもお前は寂しがりやから…。


お前が消えたその一秒後に、俺もロマのもとへ行ったるで?」


そしたら消えた後も一緒だ、と。



絶対にロマを一人にはさせはしないという西の


抱きしめる腕に 身をゆだねる。


頬を寄せた胸を打つ 確かな鼓動に安堵する。



「絶対」なんて言葉が どこにもないことを大人になったロマは知ってしまったけれど


きっと幾度となく訪れたであろう終末の時を、この男は跳ね除けて、そうして傍らに在り続けてくれたのだから。



「ロマ」


暖かな体温 大きな手の平


太陽の匂い 優しい声


惜しげもなく与えられる愛情に、ロマは目を閉じる。



それでも もしも自分が消えたのならば。



この男はきっと 声の限りに泣くのだろう。


それは 同じ傷を その痛みを この男に負わせることなのだとしても。


それでも良いと、西が笑うのなら。



遠い未来、いつかの約束。


自分が消えたその時は



一秒あとの世界で あなたを待ってる───。



<END>


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ロマはずっと臆病な子だろうなぁ…。


じいちゃんに置いてかれたことがすっごく傷になってると思う。


それはどんなに親分に大事にされても癒えることはないと思うの。



親分って今まで消えちゃいそうになった事っていっぱいあると思うのね?


傍にいるロマたんは気が気じゃなかったと思う。



「消えちゃやだ~、置いてかないで~(´□`。)」って言うロマにこんな約束してたらいいよねって妄想。(自分的にものっそい美味しい!)


お互い国だから、実際の所は人間みたいに後追いとかはしてやれないんだろうけどさ、


それでも「死が二人を分かつまで」あるいは「死が二人を分かつとも」って感じでずっと西ロマしてくれてたらステキだと思いませぬか??



自分が最期まで見てるって言っても、親分はきっとロマが消える時には号泣しそう。


それでも置いて行かれる悲しみをロマにまた味わわせたくなくて自分が最期を引き受けるなんて親分、漢すぎる!!


ロマも、親分を自分と同じ目に合わせるってわかってても、


置いてかれるのだけはどうしても嫌で、結局親分のくれる約束に甘えちゃうんだよ。



このナチュラルに甘やかしてくれる感じが西ロマのツボというか、親分の魅力と言うか…。



語りだすと止まらない上に、何言ってるのかイミわかんねぇよ!になってしまいがちですが、


自分の身のうちでのたうってた西ロマ愛が放出できて自己満足できました!



次は悪友(というより仏+プ)のお話を載せる予定で~すヽ(゚◇゚ )ノ