今夜は2019年のレコード大賞が発表される日
レコード大賞は1959年から始まる日本で最も権威ある音楽賞
正直言うと今のレコード大賞にあまり価値を見出せないのも事実
レコード大賞が本当の意味で威厳があったのは80年代くらいまで
以前AKBがレコ大を獲得するまでを追ったドキュメント番組でどんなに他の音楽賞を受賞しても権威のあるレコ大は簡単に獲れないなんて
TBSの手前味噌みたいな番組もあったが(苦笑)
70年代半ばまでの大賞獲得は演歌・ムード歌謡が圧倒的に強く大御所の美空ひばり 五木ひろし 森進一 八代亜紀 都はるみ等の名が
初めて和製ポップスが大賞を獲ったのは1977年に沢田研二が唄った「勝手にしやがれ」だった
過去の受賞者の中で私が最も印象に残っているのは85 86と2年連続で大賞を受賞した中森明菜だった
当時の明菜はまさに芸能界 音楽界の頂点に立っており無双状態
全ての音楽賞を総なめにしていた 本来であれば87も受賞し3連覇を達成していたはずだがジャニーズへの忖度があり実現しなかった(汗)
中森明菜の時代があと10年は続くだろうと思われていたのだが・・・
芸能界は本当に怖いところである
そして2015年 この年にも芸能界を震撼させる事件があった
大賞を受賞したのは3代目JSBだったのだが翌年に大賞受賞に際し買収したのでは?と思われる1億円の領収証が文春砲で明らかになった
この件に関しLDH側は無視を決め込んでおり これ以降レコード大賞には一切参加していない まあそれが答えなんだろうが(苦笑)
買収が無ければ間違いなくこの楽曲が大賞を獲得するはずだった
幻の2015年レコード大賞受賞曲「僕たちは戦わない」
秋元康がAKB48に情熱を燃やした最後の楽曲
島崎遥香がAKB48第二章を創るために死力を尽くしセンターに立った
AKB48のメンバーがひとつになった伝説のステージ
私にとってのレコード大賞はこの日をもって終わってしまった
毎年12月30日を迎えるたびにこれからも想い出してしまうことだろう