サントリー美術館 は、
2007年に現在の六本木ミッドタウンに移転されてきました。
設計は、有名な、建築家 隈研吾(くまけんご)氏。
(写真は、江戸琳派の代表「鈴木其一(すずききいつ) 展」にて)
建築家 隈研吾 氏 といえば、伝統と現代をコラボした「和モダン」、
和素材や木組みを取り入れるなどした作品で知られています。
東京オリンピックの「新国立競技場」で 決定した、あのA案、も楽しみですね。
屋外からの外観は白磁のルーバー(縦格子)ですが写真が撮れません。。。
館内は、和素材の木と和紙を用いたり、随所で床材にウイスキーの樽材を
再生利用しています。
館内も写真撮影に規制がありますので、撮影できた範囲ご紹介。
↑の左面、白っぽい壁が気になり触ってみると、
ガラス上に、和紙 が1枚1枚、貼ってありました。
和紙はその4面が少しだけ上下に重なるように貼っているので、
継ぎ目の凹凸面が、周囲のライトで陰影として浮き出て、
障子を思わせるような感じがしました。
↓は美術館入口受付、手荷物ロッカー。
↓こちらはパウダールーム。サインもシンプル。
下記、サントリー美術館HP紹介文:
「展示室は3階と4階の2層。3階には天井高9.3mの吹き抜け。隣の展示室との間は可動壁で隔てられ、襖や障子のように開け閉めすることで、多目的な空間利用が可能になっています。また、反対側の巨大なガラス面には、2枚の格子をスライドさせて光を調節する「無双格子(むそうごうし)」を設置。外光を遮断した展示空間から、緑溢れる外景を楽しむ憩いの空間まで、さまざまな演出が可能です。6階には、イベントを行うホールや、旧美術館から一部を移築した茶室「玄鳥庵(げんちょうあん)」を備えています。3階にはミュージアムショップとカフェが一体化したshop×cafe(ショップバイカフェ)も併設、観覧後に余韻を楽しんでいただく施設の充実を図っています。 」
ミッドタウン+サントリー美術館。 ここは、ゆったりとした時間を感じる場所ですね。