民間のスクールで講師をして十数年。
セミナー講師ではありません、 生徒さんとなる方々は社会人。
今だに、「どうしたらここの部分が伝わるだろう?」と、考える日があります。
逆に、「最高の講義になったぞ!」と、自己満足する日もあります。
この講師業の仕事では、ずいぶんと学んだことがあります。
こちらだけの思考回路、感情や、
相手とのドライすぎる関係の中では、
その日にとても伝えたいこと、が100%にならない、ということでした。
少しでも伝わるように、伝えられるようにするには、
こちらが、一人一人と、真正面から 向き合うと、
面白いように、反応がかえってきます。
それは、どちらかというと、その日の反応という、よりも、
後日また会ったとき、の反応で分かります。
あー、伝わったんだな、と、後から答えが返ってくるような感じです。
真正面、という部分・事象が、うまく伝えられませんが、
その日、その時間に、一人一人の顔や目、手元を見ながら、
大事に大事に、地道に、向き合い、
勉学よりも前にまず、相手を尊重し、敬意を払う。
トーク系の技術本、はずいぶん読んできましたし、参考になること、多くあります、
しかし、面白いことに、
技術だけを磨いても、伝わらないものです。
心が相手に向き合わなければ、伝わらない。
教えてもらう側の立場だったら? と考えれば、
ファーストは、こちらから角度を向き合わせること、に尽きると思います。
根気強く。
そして何よりも、
自分が(伝える側が)、
凛とした、華やかな気を持っている日は、
良いパフォーマンスになるものです。

