こんにちは/こんばんは。
とまるん@信号のない横断歩道(交通安全) です。
2022年5月22日付の下野新聞「SOON」ニュースに、
栃木県警察の「歩行者妨害」の摘発件数に関する内容がありました。
https://www.shimotsuke.co.jp/articles/-/591345
「歩行者妨害」摘発2027件 栃木県警、10年間で最多 一時停止率は依然3割
5/22 17:00
記事によると、
” 県警が2021年に摘発した、道交法違反の横断歩行者妨害は、20年比57%(734件)増の2027件に上り、過去10年で最多だったことが21日までに、県警交通指導課のまとめで分かった。18年に本県が横断歩道の一時停止率で全国最下位となって以降、取り締まりを強化し、件数が急増している。21年も一時停止率は約3割にとどまっており、県警は広報啓発活動と併せ、摘発に一層力を入れる。”
ということでした。
さらに、
”同課によると、12~17年の摘発件数は100~300件台で推移し、19年から急増した。21年は2千件を超え、12年の8.7倍にまで増えた。今年も4月末時点で957件に達し、年間3千件に迫るペースとなっている。”
と書いてあり、
この10年間の横断歩行者妨害の摘発件数の推移のグラフもありました。
2022年5月22日 下野新聞「SOON」ニュース
「歩行者妨害」摘発2027件 栃木県警、10年間で最多 一時停止率は依然3割 より
このグラフから摘発件数(取締り数)を読みとって、年ごとの推移をグラフにしてみました。
2022年の取締り数は3000件ペースということなので、2022年は仮で3000件でプロットしています。
年間の歩行者妨害取締りが増えるにつれて、停止率も向上しているように見えます。
また、栃木県の横断歩行者妨害の摘発件数(取締り数)と横断歩道の停止率の関係をプロットしたグラフはこちらになります。(2018年~)
2022年が取締り数3000[件/年]として、この数年間の関係の延長にある場合、2022年の停止率は50%強になるという予想ができます。(実際どうなるか分かりませんが)
今回のニュース記事で、栃木県警察の歩行者妨害取締り数が分かり、特に昨年、そして今年は取締りに力をいれていることが確認できました。
3000件/年ペースでの歩行者妨害取締り。
今年のJAF横断歩道調査結果は期待できそうです。
まず今年は停止率 50%超へ。
横断歩道の歩行者優先
本来の当たり前を 本当の当たり前に