大田原ラウンドアバウト(環状交差点) | とまるん@信号のない横断歩道(交通安全)のブログ

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こんにちは/こんばんは。
とまるん です。

昨日2020年6月5日(金)、
栃木県内初となるラウンドアバウト(環状交差点)が大田原市に完成しました。
 
ラウンドアバウトってご存知ですか?

大田原市Webサイト より
https://www.city.ohtawara.tochigi.jp/docs/2020012200029/
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ラウンドアバウトとは
交差点部が環状(ドーナツ型)になっていて、道路標識に従い交差点を右回りに通行することが指定されている交差点です。
交差点には信号機がありませんが、重大事故や渋滞が起きにくい交差点とされており、平成26年9月1日の改正道路交通法施行以後、全国では既に80箇所ほど設置されています。

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早速行ってみました。
交差点中央から6方向に道路がある交差点です。

6本の道路に便宜的に、交差点中心から北を12時にして、
時計周りに、2時、4時、6時、8時、10時、と呼ぶことにします。
 
この内、信号のない横断歩道は、6時、8時、10時、12時にのみ設置されています。
2時と4時の道路には横断歩道がありません。なぜでしょう?
横断歩道の有無は道路の太さとは関係がなさそうです。
 
各道路の様子。
 
6時の道路(横断歩道あり)
あっ!CR-Z! 青のCR-Zが通りました。
 
8時の道路(横断歩道あり)
狭い道ですが横断歩道があり、予告の◇マークも設置されています。

10時の道路(横断歩道あり)

12時の道路(横断歩道あり)

2時の道路

4時の道路
 
 
中央分離帯がある道路の横断歩道に何か書いてあります。(12時の道路)
横断歩道の前半は「みぎをみよう」、後半は「ひだりをみよう」
ひらがなで書いてあるので、もしかしたら小学生の通学路なのかもしれませんね。
横断歩道での交通事故は、左から車にはねられるパターンが多いと言われています。
道路横断の後半は、左に注意して渡ることが大切です。
 

土曜日の昼前、交通量は多くなく(少ない)、混雑もなく、通る車はスムーズに通っていました。
平日の朝夕はそれなりに交通量があるのかもしれません。
ラウンドアバウトになって交通事故が減るといいですね。
 
尚、下野新聞のニュースサイトによると、
今後1週間は大田原署の署員が朝夕に巡回し、交通指導に当たるそうです。