オレンジ通り司法書士事務所です。
お盆期間だけあって、電話もほとんど鳴りません。
やることはいろいろあるんですが・・・。
さて、
皆さんは「不動産登記簿(略して登記簿)」ってご存じでしょうか?
ちょっと前までは、法務局って役所に不動産に関する情報
(広さ、所有者、抵当権などの権利関係等)が簿冊になってました。
これを登記簿といいます。
これが、小泉さんが首相の時、Eジャパン構想やらなんやらで、
コンピュータ化されていきました。
その情報は、
(簿冊ではないので)登記”簿”とは言わず登記”情報”
なんて名前になっちゃいました。
(一部の古い情報は、まだ登記簿として残ってます。)
この登記情報(登記簿)ですが、手数料を払えば、誰でも閲覧することができます。
「この土地は誰が所有者かしら?」
こんな時でも、登記情報を閲覧すれば、
誰が所有者か、銀行からいくら借金しているか
なんてことが分かったりします。
(登記の公信力云々は抜きにして)
思いっきり個人情報満載なんですが、
そういうものなんです。
ただし、
目的不動産に何らかの登記申請(嘱託)があった場合には、
その情報がロックされ、
その手続きが終わるまで閲覧することができません。
何の登記手続きがなされているかを知ることはできないんです。
処理が完了しロックが解除され、改めて登記情報を閲覧すると、
「えーーーーーーーーっ、
○○の登記が入ってる!!!!
ハァ━(-д-;)━ァ...」
なんてこともたまにあったりして。
いや、これってホントに怖いんですよ。
特に司法書士にとっては。
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オレンジ通り司法書士事務所
代表司法書士 泊 泰 史
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