結婚相手に求めるものは人それぞれだと思うが、その上位は決まっているように思う。

 

 性格、顔、年収、年齢、趣味、身長、学歴。

 

 こんなとこだろうか。

 

 そして、私が10番目くらいに考慮した方が良いと思うことがある。

 

 それは、「相手の親が子育てを手伝ってくれそうか」である。

 

 これは自分の親が子育てを手伝ってもらえそうにない場合(持病や年齢、居住地の問題などで)、より重要な要素となる。

 

 

 

 今の世の中、会社は育児による休業や時短勤務に対してネガティブである。

 

 それ故、育休や時短勤務の取得する者は、キャリアパスや給与を犠牲にせざるを得ない。

 

 もし夫婦のどちらの親も子育てを手伝うことができないならば、子供が大きくなるまで時短勤務を取得することになるので、このディスアドバンテージをもろに受けることになる。

 

 (厳密に書くと、時短勤務を取らずとも定時ダッシュで乗り越えることができるかもしれない。しかし、定時で切り上げられる会社がどれだけあろうか。ましてキャリアを犠牲にせず定時で帰れる会社はほぼ無いだろう。)

 

 また、子供はしょっちゅう風邪を引くので、保育園から呼び出される。

 

 親が迎えに行くのは当然であるが、職場の雰囲気はこれに寛容でないことが多い。

 

 なぜなら上司のほとんどは子育てを妻にまかせっきりで、苦労を知らないからだ。

 

 (ちなみに、子育てを応援しない職場の雰囲気に対する不満は何年も、いや何十年も前から叫ばれてきたが一向に変わらない。残念ながら、この先もしばらくは変わらないだろう。)

 

 

 

 仕事面でいろいろ書いたが、そもそも、親に子育てを手伝ってもらえないと結構きつい。

 

 24時間子供の相手をするのはめちゃくちゃしんどい。

 

 そんな時、親にちょっとでも手伝ってもらえれば(育児からちょっとでも解放されれば)精神的にかなり救われる。

 

 

 

 結婚相手に求めるものは人さまざまだが、多くの場合、冒頭の条件に加え、愛とかフィーリング、そして妥協とか・・・、まぁ総合的に判断して決めるだろう。

 

 このブログは何の影響力も無いだろうが、子供を授かりたいと思う人で、なおかつ自分の親が子育てを手伝えそうにない人は、相手の親が子育てできそうかを、結婚相手に求める条件の10番目くらいにぜひ加えて欲しい。