最近、「メールの本文には必要なことだけを書くのがスマート。」と主張する人をよく見かけます。

 

 例えばこんな一文は無駄らしいです。

  • お疲れ様です。
  • 先日の〇〇はお世話になりました。
  • お忙しいところ恐縮ですが〇〇。
 
 自分も「そうだそうだ、無駄な一文は省くべきだ!」と思っていました。
 
 でも実際に、こんなメールが来ると、あまり気分がよくありませんでした(自分、小さい人間なんだろう・・・。)
 〇〇さん
 △△の件、□□までに××して下さい。


 面識のない人からだったからかもしれませんが、相手が冷酷な人間に思えてなりません。受け手の捉え方の問題と言われればそれまでですが。
 
 でも思うのです。tabキーで補完すれば、例えば「お疲れ様です。」と入力するのも0.5秒もかからないのに、と。まぁ、できる人はそんな時間も惜しいのでしょう。
 
 「メールでは枕詞なしで用件だけ伝える」が普通になったら、今度は逆に「できる人は枕詞でワンクッション置く」と言い出す人が出てくるかもしれません。
 
 
 個人的には、メールを使うのはそもそも枕詞が必要な要件(他社・部門を跨ぐ依頼や周知とか)だけにして、その他はチャットツールを利用しよう、と思ったりします。