中堅社員になった現在、自身の就職活動を振り返ると、「もっとこうすべきだったな」と思うことが多々あります。その最たるものについて記したいと思います。
就職活動の振り返り -世の中の企業・職種を知るのが遅すぎた!-
大抵の人は就職活動の時期に企業・職種について調べます。大学生なら3、4年生、大学院生なら1、2年生の頃です。
自分も同様の時期に働きたい会社を見つけて就職しました。いま振り返ると、もっと早く(志望大学を決める段階で)、世の中の企業や職種について知っておくべきだったなと感じます。
なぜならば、大学の学部・学科によって、就職先が絞られてしまうからです。医歯薬系に関しては言うまでもありませんが、例えば他には、会社が設ける推薦枠の有無も、大学・学部・学科により異なります。つまり、大学に入学した時点で(受験する大学を決めた時点で)就職先が絞られているのです。その絞られた就職先の中に働きたい会社があればよいのですが、そうとは限りません。
また、企業・職種を調べるうちに、自分が本当にやりたいことに気付き、それが大学の講義や研究室の内容と実は異るという場合があります。この場合、運良く希望する会社に就職できたとしても、大学で学んだ専門的な知識・経験は活用できません。
いつ企業・職種について調べるべきか
では、いつ企業・職種の調査を始めるべきなのでしょうか。ベストな時期は高校1年生だと思います。その理由は2つあります。
1つは、高校1年生の頃が、自分の得意・不得意が明確になる時期だからです。高校受験を経ることで、入学時点である程度周囲の学力のレベルはそろっています(まれに神童もいますが)。また、授業のレベルが上がります。これにより、中学レベルでは不得意な科目が無いように思えても、高校生では他の生徒と比べることで劣っている科目が明らかになります。このような背景から、自分はこんなことが得意/不得意だから、こういう仕事をしたい/したくないと判断でき始めるのが高校1年生ではないかと考えます。
2つ目は、進学校では、高校2年もしくは3年から医歯薬系クラスや、特定の大学向けのクラスに進級する場合があるからです。高校1年生で企業・職種の調査を行って就職したい会社を定め、さらにはその会社に入るために有利な大学の学部・学科を知る。そしてその学部・学科に入るために高校2年以降の特別クラスの助けを借りつつ勉学に勤しむのが良いのではないでしょうか。
高校生で企業・職種の知識を得るために
ここで1つ問題があります。高校生では得られる情報が少ないことです。企業の説明会やインターンシップは、多くの場合は大学生向けで高校生は対象にしていません。また、進学校ではテストの点数を上げることが優先されるため(生徒も先生も)、企業・職種を学ぶことに時間が割かれません。
この対策として私が思いつくのは、企業・職種の学習を全国的に必修とすることです(短絡的・・・)。これにより、否が応でも時間が割かれます。また、企業側もプレ青田買い的な感じで(それか唾を付ける感じか)、高校生向けの会社説明会やインターンシップの機会を与えるようになるかもしれません。
得られる情報の量としては、理想的には「知識の広さ」でいうと、一般的な就職・転職サイトに記載されている全ての職種の業務についてイメージできるようになれば良いかと思います。また、「知識の深さ」でいうと、ポジティブな部分だけでなくネガティブ部分も知れるのが良いかと思います。ネガティブな部分は公にされないことが多いですが、イメージとしては企業の説明会後の懇親会などで担当者がポロっと言うようなものまで知ることができれば御の字です(無理か)。
企業・職種に興味が湧かない場合は
高校生のうちに、将来どんな仕事に就きたいかを決められる人はなかなかいません。自分もそうでした。
横道にそれますが、「人間は詳しく知っていることに対して、より興味・関心を持つ」とどこかで聞いたことがあります(たぶんそんな感じだったような、いや違ったか。。。)。従って、世の中の仕事について理解が進むにつれ、より多くの学生が興味のある仕事を見つけられるのでは、と思います。
それでも興味が湧かない場合は、収入面や求人の多さなど、仕事の内容とは別の観点で就職先を絞り込み、その就職に有利な大学・学部・学科を志望するのも有りだと思います。なぜなら先に書いたように、大学の専攻の知識を深めることで、その分野に興味を持ち、関連する企業に就職したいと思うようになるかもしれないからです。
まとめ
就職先を決めるうえで大切なのは、なるべく早い段階で企業・職種について知り、将来のありたい姿(目標)を思い描くことです。そして、その目標に向けてどの大学でどんなことを学ぶべきなのかを見定めたうえで知識・経験を積んでいくことが重要です。
以上、とりとめのない記事になってしまいました。こんな長文を書くつもりじゃなかったけどなんか気分が乗ってしまった。。。