ダフが歩きはじめたのは、いつ頃かわからないが、
僕がそのことをオカシイと気付いたのは、最近のことだ。
ダフを飼い始めた時は、僕はまだ小一だった。
言い訳みたいだけど、僕は犬についての知識は全くといってなかったんだ。
だから、ダフの二足歩行「歩く」を素直に「犬」としての
正しい行動として受け入れたのだろう。
ただ、「外で犬を見るだろう。それは、いったいどう受け止めていたのだ。」
そんな事を思う人は沢山いるはずだ。
僕は本当に素直だった・・・
当たり前かも知れないけど、僕には親がいる。
・・・そうだ。僕の親は、僕が気付くよりも、もっと早くに気付いていた。
そして、僕に嘘をついたんだ。
