では、今日のちょいつぶ♪
今日もちょいつぶじゃなくて…
メインのブログでの挑戦中のWEBコンテンツ大賞
本日、ついに最終日~ガ━━(´・д・`|||●)━━ン
もう、恥も外聞もありまへんん~
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ラノベを多数出版しているアルファポリスのものなので、ぽちっとしても変なところにはいかないよ~
☆小説「秘匿~少年(弟)~その30」
秘匿(その30)
日々の記録 「師と、一」(少年十三歳)①
今日は、明日の来客に備えて奥も表もそれは忙しく、僕の采配力を問われる一日でした。こういう時には、金銭の出入りが忙しくて間違いがおきやすくなるのが常だが、一単位の狂いもなく収支は合っていた。
一日は無事に終わり、重畳なり、、、
そういえば、ここ二年くらい僕の日記は仕事内容に終始しており、毎日似たようなことを数行書き記すのみだ。家族のことや僕の心情、日々の出来事といったことに触れることはなかったように思う。日記を始めた当初の目的は、確か父の記し部という仕事の手助けであったように思う。幼児のすることだから高々知れてはいるが、嬉しそうに微笑んだ父の口元が今も鮮明に蘇る。何となく、父が亡くなったことで形式に堕してしまったのかもしれない。父が死んだ衝撃のあまり暫く何も書けなくなって、しかし、だんな様から仕事を任されるようになってからは、仕事の内容を再確認したくて、記録を残すことが必要だと感じたから再開をしたけれど、あの頃の日記のように書いていたのとは明らかに異なる。日々の記録に過ぎない。僕自身のためのものではない。
でも、今は、明日のことを考えると少しばかり興奮している。その気持ちを書いておきたいし、これから起きることも書いておきたい。何だか子どもに戻ったようで変な気分だ。明日からは僕が僕自身の為に書く僕の日記の再開だ。
今日はその前説みたいなものかな。
さて、明日のお客様をお招きするように主(あるじ)に申し出たのは僕だ。この家は、近在の大家の中でも中心的な役割を果たす長老のようなものであり、農奴を始め沢山の使用人の主人でもある。それなのに、裕福で人の出入りも多いのだが、家庭としては決して明るい雰囲気ではない。やたら大きな邸の中には、無言で働く奉公人達と、主一家の四人と僕の家族三人が極静かに暮らしているだけで、どちらかというと、あたかも沢山のやっかいごとを抱えたごとき重苦しい雰囲気に包まれて、主一家にも奉公人達にも笑顔が浮かぶことは、稀な状況だ。色々な不満によって生み出される空気だとしたら、当家はよい状態にないのではないかと、僕は采配を任された者として、日頃から心配していたのだ。だから、あの噂を聞きつけた時、きっとよい影響をもらえるだろうと考えたのだ。
まあ、だからといって、だんな様に土下座までして頼むなどと云う離れ業をやる程のことがあったかは、分からないけれど。自分でも不思議だ。いくら、病を治すとか奇跡の人とかいう噂でも、この辺りで実際にそれを見た人がいる訳でもないし、そういうことを頭から信じるほど素直な性格でもない。それが、すごく、何というか、そうしなければならないという気持ちにさせられてしまって、自分でも思いもかけない行動に走ってしまったのだ。
実際に話してみたら後悔するなんてこともあるかもしれないけれど、今はこの期待感に浸っていたい気分だな…。いい人達だといいな。
今日はこの幸福な期待感に浸ったまま寝よう。
ココログにも来てくださいましぇ~(゚0゚)(。_。)ペコッ
☆上記の小説は既に完成してます。
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