ちょいつぶ(40)

では、今日のちょいつぶ♪

今日もちょいつぶじゃなくて…

メインのブログでの挑戦、来てくださいというのも

お手数をかけるので、あと3日間、こちらでも

同じものを掲載してみようと思いますぅ

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ラノベを多数出版しているアルファポリスのものなので、ぽちっとしても変なところにはいかないよ~


☆小説「秘匿~少年(弟)~その28

秘匿(その28) 

初めての記録 十七回目(少年六歳)⑮

さっき、お宿にもどった時、急にお姉ちゃんの様子がおかしくなりました。

だって、いつものおこりんぼうのお姉ちゃんじゃなかったもの…。

それに、目が変な感じになって、こわかった…

お母さんが、「神が宿られたわ。」って。

ぼくたち四人だけのために?そんなに大切なことなの?

なんでだろう?

でも、お母さんは意味が分かってたみたいです。

にっこりしていたから…

お姉ちゃんの神宿りで言われたことは、

一つ、この町にとどまること。

一つ、次の神宿りまでまつこと。

のたった二つだけです。

かんたんなことだけど、どういうことか分からない。

ともかく、家族みんなでここにいるということは分かるけど、

ぼくはどうすればいいのかな?

考えても分からない。むずかしいよ。

 お姉ちゃんには、何となく聞きにくかった。

だって、邑にいたら巫女さまってことになるわけだから、

そうしたら「ぼくのお姉ちゃん」じゃなくて、

家族でも家族じゃなくなるはずだもの。

こんなことが起きるなんて…。

ぼくたちがこの国にきたのは、

何かとっても大切な御用があってのことなのかな?

ちょっとこわいな…

早く大人になって、意味が分かるようになるといいな…

初めての記録 十八回目(少年六歳)⑯

 やっぱり気になって、ろくにねむれなかったから、

今日朝一番にお姉ちゃんに神宿りの時のことを聞いてみた。

そしたら、すごくおこられました。

ぼくが「ふざけている。」って言うのです。

ぼくはただ意味が知りたかっただけなのに…。

仕方ないのでお母さんに昨日の話を聞いてみました。

何のことかさっぱり分からないままなのがいやなのだもの。

お母さんの説明をなるべくそのまま書こうと思います。

ぼくたちが家族で邑を離れてここまで来たのも、

この町にとどまることになったのも、同じ大切な目的があるからです。

だから、ぼくたち家族は神様のおっしゃる通りにしなくてはいけません。

大切な目的はまだ何か言えないけれど、時がくればお話してあげましょう、

ということでした。

大切な目的とは何なのか、それを話して下さる時とはいつのことなのか、

新しく分からないけれど、いいことにしよう。

ぼくがたとえ分からないままでも、

お父さんやお母さんは知っているということなのだから。

それで安心。

ぼくは、どういうことか分かるようになるまで、

ともかく神様のおっしゃる通りにすればいいんだよね。

きっとお姉ちゃんも同じだね。

ココログにも来てくださいましぇ~(゚0゚)(_)ペコッ

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6月1日()更新分から、小説を掲載中

 秘匿~少年(弟)~その1からその28

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