ちょいつぶ(37)

今日はちょいつぶじゃなくて…

メインのブログでの挑戦、来てくださいというのも

お手数をかけるので、今日から6日間、こちらでも

同じものを掲載してみようと思いますぅ

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アルファポリスというラノベの出版社の大賞なので、

ぽちっとしても変なところに繋がったりしません。



☆小説「秘匿~少年(弟)~その25

初めての記録 十六回目(少年六歳)⑭

 昨日は、この町一番のおやしきにとまってしまいました。あのえらい人の大きな家です。

おへやは広くて、ぼくたちの家の二階の何倍もありました。一人にひとつずつ、ねるだけのための足つきの台(ベットというのだそうです)がありました。かたい石のベットの上には、ふかふかしたふしぎなしきものがしいてあって、変な感じがしました。寒くはなかったけど、やわらかすぎて中々ねむれませんでした、山羊の皮のしきものが、こいしいです。

 昨日の夜は、えらい人に会った後、お父さんとお母さんがお話しただけで、ほかのことはよく分からない内にとまることになりました。たくさんの人々とご飯を食べてお風呂に入って、って大いそがし…でした。

お風呂は、なんかすごかったです。ぼくたちの邑のお風呂は、温泉がわいているところに岩や石でお湯がたまるようにつくったものです。後は、そこを木の柵でかっこったり、近くに着替える家をたてたり、女用と男用に分けたりするぐらいでした。

でも、ここはお湯をためているところも石づくりのすごくきれいなのがあるのですが、湯気がすごくてそこにいるだけで暑くて暑くて、頭がぼーっとしてしまいました。何だかつかれがとれて、少ししかねむれなかったわりに、朝はすっきり目がさめました。お風呂は体をきれいにするだけだと思っていたので、びっくりしました。

 今日は、朝ごはんの時にえらい人の家族にも会いました。えらい人は四人家族でした。奥さんはしずかでおとなしそうな人でした。お母さんとゆったり話していました。ぼくより二つ上のお兄さんは、何だかいじが悪そうに見えました。すごくじろじろいやな目つきでぼくやお姉ちゃんを見るのだもの。きっと仲良くなれないと思うな。奥さんによくにた感じの一つ年下の女の子はやさしそうでした。仲良くなれるかもしれません。

ぼくたちと同じ四人家族だけど、働いている人がたくさんいて、家の中にいるのに何となく落ち着かない気分になりました。ぼくたちの回りにも人が立っていて、「何でだろう」と思っていたら、後で理由が分かりました。

ごはんは朝からすごくたくさんあって、どうやって食べるのか分かりませんでしたが、女の子を見ていたら、近くに立っている女の人に、何か言って、自分の前にある器に食べる物をとってもらっていました。おとなりにすわっているお姉ちゃんの分もとってもらっていたので、女の子がますます好きになりました。ぼくのとなりのお兄さんはじろじろ見るばかりなので、しかたなく、ぼくは近くの男の人にお願いしてお姉ちゃん達と同じ物を器にのせてもらいました。おいしいかどうかよく分かりませんでした。



ココログにも来てくださいましぇ~(゚0゚)(_)ペコッ

☆上記の小説は既に完成しております。

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