「甘!1秒で糖度急上昇 イチゴびっくり裏技集」
でした。(日本では2/8に放送。こちらでは1日遅れ。)
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120208.html
本日、会社から帰ってからスーパーに買い物に行ったところ、久しぶりにイチゴを売っているのを発見。
これは、「テレビでやってた裏技をやれ」という天の啓示だと(おおげさ)、さっそく買いました。
買ったイチゴがこちら。

この倍くらいの数が入ったパックで、およそ100円でした。安いですね。
産地がどこの国かはわかりませんでした。
さっそく最初の裏技。「超気持ちいいヘタ取り技」を行いました。

写真の撮り方がイマイチでしたが、わかりますでしょうか。イチゴの下の方からストローを突っ込んで、そのままヘタを取ります。ストローを押し込むのではなく、回転させながら行うとうまく行きます。
取ったヘタは、こんな姿。

焼き魚に添えられる生姜みたいです。
以前にこちらでイチゴを買って食べたとき、ヘタをふつうに取ってがぶっと噛んだら、芯の部分が堅くて青臭く、まずくて思わず吐き出しました。それからは、中心の芯の部分だけを残して周りだけを食べるという情けない食べ方をしたのですが、このヘタのとり方だと芯も取れるので、こちらのイチゴには特にピッタリです。なかなかの裏技。
なお、この下の方の赤いところは十分食べられるのでもったいないです。食物繊維やポリフェノールも多いとか。
番組では訳のわからない不味そうな料理をしていましたが、私は赤い部分だけかじって食べました。
ヘタと芯を取ったイチゴはこちら。

さて、次は番組のタイトルにもなっている「1秒で糖度急上昇」の裏技。期待度大ですね。
やった結果がこちら。

はい。
半分に切って下半分だけを食べるだけ。下半分は上半分に比べて糖度が高く、甘くて美味しいと。
これ、番組でやってたので、苦情は私ではなく番組の方へ。
しかし、こちらで買ったイチゴは下半分でも酸っぱい。。。
そして上半分がこちら。

無精ひげが生えた竹輪か!
美味しくなさそうです。ま、裏返したら、そこまででもないのですが。
番組では、上半分は酸っぱくって、3,40年前のイチゴそっくりの味と説明していました。そしてその当時に人気のあった食べ方、イチゴをつぶして牛乳と混ぜて食べるイチゴミルクにピッタリだと紹介されていました。
ということで、やってみました。

固くてつぶすのも大変でしたが、味は・・・やっぱり酸っぱい。
蜂蜜を混ぜたら、まぁまぁ食べられる味になりました。
結論。「(最近の)日本のイチゴは甘くて美味しい。」
そういえば、私の子どもの頃、イチゴに甘い練乳をかけて食べていましたね。
その頃のイチゴは、酸っぱかったのでしょうね。
もうひとつの裏技は、痛んだイチゴは50度のお湯に2分ほどつけるだけで、ピチピチによみがえるのだ、とのこと。これが本当だとしたら、なかなかの裏技です。後日、実験してみましょう。
最後に番組で紹介された、雑学ネタ。
(引用開始)
イチゴの赤い実の部分は「偽果(ぎか)」と呼ばれ、本当の果実ではありません。
そこで、表面に無数にある「ツブツブ」をつぶさに見てみると、種子の周りを果皮が覆っていました。
実はこのツブツブこそがいちごの本当の果実だったんです!
では赤い実は何かというと、もともとは茎だった花床(※花たくとも言います)という部分が肥大したもの。
赤く大きくなれば、鳥などの動物などに食べてもらいやすくなります。
そうすることで種を拡散しやすくする生存戦略だと考えられています。
(引用終わり)
テレビではタンポポと比較して説明していました。
イチゴは種が表面にあるって変だなと何となく思っていたのですが、ふつう種だと思っているものがほんとうの果実だったのですね。茎とがく=ヘタと花と、そしておしべ・めしべとの位置関係を考えると、納得です。
※韓国の日本製イチゴ新品種の無断栽培問題は、今回は書きませんが、興味があればこちらへ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%84%E3%81%A1%E3%81%94