奈良帰省 東大寺への初詣 | ナンでもカンでも好奇心!(tomamのブログ)

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硬軟取り混ぜた種々雑多なネタについて書いてみようかと思います。
全くまとまりがないと思うけど、それが自分らしさということで。。。

多くの方に訪問していただいているのに、なかなかブログを更新できず申し訳ありませんでした。

1月2~3日、息子と二人だけで実家の奈良県橿原市に帰省してきました。

【中華料理店「百楽」】
動物好きの息子は「鹿と遊びたい!」ということで、千葉の自宅から電車で実家(橿原市今井町)に真直ぐ帰らず、最初に向かった先は近鉄奈良駅。ここで父と姉と姪・待ち合わせました。奈良駅に到着したのは12時半過ぎ。

みんなで近鉄ビル内にある老舗の中華料理店「百楽」で昼食。
この店の名前は、高校時代から知っていたのですが、行くのは初めてでした。
さすがに老舗だけあって、味も値段も悪くはなく、店員さんの愛想もよく気持ちよく食事ができました。
眺望のよいレストランに認定されているようです。

【鹿】
そのあとは、東大寺へ向かいました。
途中、県庁前あたりで鹿せんべいを買いましたが、いつもならこのあたりでも見られる鹿が全くいませんでした。正月なので鹿も休みを取っているのかなぁ、などと軽口をたたきながら東大寺まで歩くと、さすがに鹿がいっぱい。

しかし、鹿せんべいをあまり食べてくれない鹿も結構多かったです。正月は観光客が多くて、おなかいっぱい?

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なお、鹿のフンには要注意、というよりも、キリがないので踏むのはもう我慢!

【東大寺ミュージアム】
ひとしきり鹿と戯れて、何とか鹿せんべいを全部食べさせた後は、運慶・快慶の金剛力士像で有名な南大門をこえたところに昨年10月にオープンした「東大寺ミュージアム」へ。

ここ、私が通っていた頃に「東大寺学園」のあった場所です。

有名な建築家黒川紀章設計による講堂兼体育館が私が高校在学中に完成したのですが、その後数年で学校が移転し、体育館だけは他の用途に使われていたものの、この東大寺ミュージアムを建設するにあたって「改修」されたようです。(というか、大きさから何から全く別の建物になっているのですが。)

前知識なしに中に入ると、不空羂索観音と日光・月光菩薩がおられました。びっくり。

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それなら三月堂(法華堂)はどうなっているのか、と思って帰ってから調べると(当日は時間切れのため拝観できないと思っていました)、2015年まで拝観停止になっているとのことです。

http://www.todaiji.or.jp/contents/guidance/guidance5.html

三月堂は、薄暗くて静謐な中にさまざまな仏様が多数並んでいるのが好きだったのですが、ちょっと残念です。

【大仏殿】
続いて大仏殿へ。

子どもと大仏殿と言えば、当然柱の穴くぐり。うちの息子も、行列に並んでくぐりました。

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私の記憶ではこの穴をくぐると「頭がよくなる」はずなのですが、何の御利益があるのか、はっきりしないようです(笑)。

【二月堂】
次は、お水取り(修二会)で有名な二月堂へ。大仏殿から二月堂へは、私が以前の記事で「写生・撮影スポット」として紹介した道を通って。写真右の大きな屋根が二月堂です。

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二月堂に上がると、奈良市街が一望できます。

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【帰り道】
この辺ですでに16時半。冬の拝観時間は終了です。
久しぶりに戒壇院も行きたいな、初詣だから春日大社も、とか思っていましたが、帰りが遅くなるのでこの辺で帰路につきました。

夕暮れの鹿。

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帰り道は、ちょっとだけ道をそれて、興福寺の中を通りました。
興福寺五重の塔と月。(記憶の中では月はもっと大きかったのですが、心理的なものなのでしょうか。)

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近鉄奈良駅近くの東向商店街。奈良で一番の繁華街とされているところです。ここで観光客が「繁華街にはどっちに行ったらいいですか?」と聞きます(笑)
しかし実に奈良らしい写真でしょう。せんとくん・まんとくん・なーむくん勢揃い!

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【おまけ:切符について】

今回の帰省は、日本に帰国してから、息子(6歳)が私と二人だけでおじいちゃんの家に行って泊まれるかどうかを確認してから決めたので(二人だけで宿泊旅行するのは初体験!)、切符の手配に苦労しました。

1月2日の下りは東京-京都の「のぞみ」の指定席がまだ残っていたのですが、1月3日の上りは全く取れませんでした。自分一人だったら新大阪に出て、新大阪始発ののぞみの自由席を狙って1時間くらいでも並ぶことを覚悟するのですが、子ども連れではそれはきつい。

そこで考えたのが、近鉄特急で名古屋まで行き(この時点では指定席が残っていました。当日は満席)、そこから名古屋発の「こだま」の自由席で東京まで行くこと。

結果的にこれが大正解。20分ちょっと前から並びましたが、名古屋では満席になっておらず、ゆっくり東京まで座って帰りました。こだまは自由席が多いですから、ね。それでも途中、掛川くらいから満席になりました。

東海道新幹線の予約が取れないときは、時間はかかるけどこんな方法もあります、という情報として紹介しておきます。