4月29日、私が参加しようとしたけど希望人数が多すぎて入れなかった「終焉に向かう原子力」第11回 講演会(http://ameblo.jp/tomamx/entry-10876069851.html)
ですが、動画が配信されているのを見つけました。
YouTubeではなくて貼り付け方がわからなかったので、リンク先を貼り付けておきます。
http://vimeo.com/23141252
音声も画像も上質です。
小出先生の講演は1時間22分にわたります。とてもわかりやすいですね。
講演の資料もありました。こちらのリンクからどうぞ。
http://chikyuza.net/n/archives/9063
・当然のことですが、小出先生もポンプと熱交換器とを設置して循環型の冷却を早く確立することが大切(このとき、循環冷却水から放射性物質を除去していません)、しかし、高い放射線量の場所で作業者がこの工事が現実的に可能なのかどうかが問題だ、と。。
・20mSv/年の放射線を浴びる子どもは、25人に一人がガン死する。
広瀬隆氏の講演は、こちら。
http://vimeo.com/23136531
・水素爆発が起きたのは、津波ではなく、その前のわずか500ガルの地震で再循環ポンプの配管に亀裂が入り、冷却材喪失が起きていたと推定される。東電はこれを隠し続けるだろう。
(田中三彦氏の説で、雑誌『世界』5月号に詳述。)
・ヨーロッパの放射線リスク委員会によると、今回の事故で、今後10年間に20万人の人がガンになるだろうと報告している。
・浜岡原発の津波対策として、高さ15mの防潮堤を建設すると言っているが、津波はそれを乗り越えることがわからないのか?さらに市長はそれを2~3年待つと。
・東海大地震が起こったら100%終わり。
それから、私が会場で見かけた社民党の福島瑞穂党首は、同じ日に小出先生と対談をされたようで、その動画をYouTubeで見つけました。(私の撮った写真と同じ洋服です。)
福島党首も真面目で率直な人ですね。
社民党が与党であり続けていたら今回の東電への対応ももう少し違ったものになっただろうな、と残念な気持ちになりました。