恐れていたことが起きてしまったかもしれません。
3号機の原子炉が損傷した可能性があるとの報道がありました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110325/t10014895461000.html
「3号機では原子炉のどこかが損傷している可能性が十分にある」と述べて、『放射性物質を閉じ込める機能』が低下し、原子炉から放射性物質が外に漏れ出しているという見方を示しました。
ここ2日ほど強調していたように、3号機はMOX燃料を使用しており、燃料の融点が低いとか熱伝導が悪くて高温になりやすいとかで、通常のウラン燃料よりも危険であると言われています。
しかし、国内の新聞・テレビの報道では、MOX燃料については報道規制がかかっているようで、一切触れられていない上、昨日は斑目とかいうエライさんが、1号機が最も危険だとわざわざ指摘するほどで、東電・安全保安院・政府・マスコミ・御用学者が、よってたかって、3号機が危険であることを国民に知らせないようにしてきた疑いがあります。
しかし、今は責任追及よりも、どう対応できるのかの方が大事です。
こういうことが起きた場合の次の一手は準備してあるのでしょうか?
この人たちだと、安全に止められることを信じていたので漏れたときの対応は考えていなかった、今から検討する、とか言い出しかねないのが、怖ろしいです・・・。
何とか何とか、最小限の被害で食い止められることを祈っています。