こんばんは!!
雨が降ったり止んだりで洗濯物干せなーい!!!!!
はい、今回のタイトルで何の話かわかる人はすごいです……!
ちなみに灰かぶりとは、主人公(女)のことです。
始まるよーん!
灰かぶりは母親を病気で亡くしました。
しばらくして父は新しい妻をとりましたが、連れ子が2人いて、外観ばかり美しい心の汚い姉妹でした。
彼女らは灰かぶりに毎日嫌がらせばかりしていました。
その嫌がらせの中に、豆をたくさん灰にぶちまけて、それを拾わせるというものがありました。
灰かぶりは毎回それを拾い切らねばならなかったので、いつもゴミだらけでした。
その姿を見て、皆は彼女をアッシェンプッテル(灰かぶり娘、サンドリヨン、シンデレラ)と呼びました。
ある時、父が市から帰ってきて、シンデレラはお願いしていた木の枝(はしばみ)をもらってから母のお墓にさして、またいつものように泣いていました。
するとその涙が枝にあたり、みるみる大きな立派な木になりました。
それから彼女は毎日3回その木の下へ行ってお祈りをすると、小鳥が一羽現れて、彼女の望みのものを投げ落としてくれるようになりました。
さて、国の王様がパーティを開くことになりました。そこには国中の嫁入り前の美しい女性たちが招待されました。
そこにあの意地悪姉妹も呼ばれましたが、シンデレラも一緒に行きたいとお願いしました。
しかし、継母はシンデレラに意地悪ばかりして、結局連れて行ってくれませんでした。
シンデレラは悲しい思いのまま、またあの木の下へ行って、
「黄金(こがね)白金(しろがね)を落としてちょうだい」
というと、黄金白金の綺麗な着物と、見事な刺繍の入った靴が落とされました。
彼女は急いでそれに着替えてパーティへ行きました。
彼女があまりにも美しかったため、誰も彼女があのシンデレラとは気付きませんでした。
王子はすぐに彼女を捕まえ、彼女とだけ踊りました。
日が暮れたので、シンデレラは帰るというと、王子は家までついて行こうとするのですが、いつもうまく逃げられてしまいます。
どうにかしたいと思って3日目の夜、王子はある罠をしかけました。
階段にベタベタしたものを塗っておいたのです。
シンデレラはいつものように階段を降りると、そこに靴がへばりついて、王子はそれを手に入れました。
「この靴の合う人と僕は結婚する」
王子はそう決めました。
王子は姉妹のところに来ました。
そして、まず姉が靴を履いてみましたが、どうにも足が入らないのです。
すると母親は包丁を渡してこう言いました。
「足の指なんて切ればいいじゃない。妃になったら歩かなくたっていいのよ」
そういわれて姉はつまさきを切り落とし、歯を食いしばって痛みを堪えながら靴に足を押し込みました。
王子はこの人だ!と思い、彼女を連れていきました。
帰り道、彼らはシンデレラの母のお墓に前を通らねばならなかったのですが、そこに止まっていた2羽の鳩がこんな歌を歌っていました。
「ちょっと後ろを見てごらん
ちょっと後ろを見てごらん
血が靴にたまってる
靴が小さすぎるのさ、
本当の嫁御はまだうちにいる」
そう聞いて王子は彼女の足下を見ると、確かに血が吹き出していました。
王子は引き返して、今度は妹に靴を履かせましたが、妹も靴が入りませんでした。
母はまた包丁を渡してこう言いました。
「かかとを切ってしまえばいいじゃない。妃になったら歩かなくたっていいのよ」
妹はかかとを切りました。
やはり彼女も痛みを堪えながら歯を食いしばって、靴に足を押し込めると、またもや王子はこの人だ!と思って馬に乗せました。
しかし、また墓の前であの鳩が同じ歌を歌っていました。
「ちょっと後ろを見てごらん
ちょっと後ろを見てごらん
血が靴にたまってる
靴が小さすぎるのさ、
本当の嫁御はまだうちにいる」
ちょっと後ろを見てごらん
血なんぞ靴にたまってない
靴は小さすぎやしないもの
本当の嫁御、本当の嫁御を連れて行く」
こう言って、2羽の鳩はそれぞれシンデレラの両肩に止まりました。
やがて婚礼が行われることになり、ずるい姉妹は、シンデレラの福を分けてもらおうと彼女の両脇に並びました。
姉は右に、妹は左に。
すると、両肩の鳩は姉妹の目を片方だけつついて潰してしまいました。
婚礼の式が終わり、今度は姉が左に、妹が右に並ぶと、鳩は残り片方の目もつついて潰してしまいました。
こうしてシンデレラをいじめてきた姉妹は、一生をめくらのままで終わりました。
最後の方怖いですね😱笑
悪者に容赦ないところはスカッとして割と好きです!
まあ童話なのでね、片目潰された時点で婚礼の式に出てる場合じゃねーだろ🫱とか、足を切り落とせっていう母親やべーし、それを実行する娘もやばすぎだろとかは置いときましょう。
突っ込んでいたら物語は進まないのです^_^笑
他人をいじめることに時間を費やしたり、他人の成功を妬んだり、いつも誰かを呪わずにはいられないような人たちが度々現れますね。
これは決して単なるおとぎ話ではなく、本当のモデルがいるのでしょう。
しかも身近に。
この物語を読んで、身は灰に汚れても、心は汚れてはならないことを子供達に学んでほしいと思いました。
僕はもう手遅れです。
焦げたトーストのように真っ黒ですので。
それでは。
(ここで世にも奇妙な物語のあの曲が流れる)
トゥットゥ トゥトゥトゥ トゥトゥトゥ トゥトゥトゥー⤴︎