こんばんは!!!



今日ある知り合いの男性が、奥さんが入院していて家事をやる必要が出てきたが、こんなにも主婦って大変だったっけ!?💦ってなるくらい大変で、改めて女性の偉大さを実感したと言っておりました。



世の中で多く名を馳せた人物たちはいるけれど、その奥で「奥様」とか「家内」とか言われながら、陰ながらその偉人たちを支えてきたのは女性でした。

偉人を偉人たらしめるのは、やはり女性なんですな。



女性は大切にしましょう。

あっ、でも男もアホなので大事にしてください。




今日はみなさんご存知、『野ぢしゃ(ラプンツェル)』です!






あるところに夫婦がいました。


家の裏にはとっても素晴らしい畑があったのですが、そこは世にも恐ろしい魔女の畑で、誰もその畑に近づくことはできませんでした。



ある時奥方は、その畑にあるみずみずしくて、青々とした野ぢしゃが食べたくて食べたくて仕方なくなってしまいました。



夫は、食べたいのを我慢してだんだんと衰えていく妻を見て、もうどうにでもなれと畑の野ぢしゃを取ってきてしまいました。



妻はその野ぢしゃをすぐにサラダにして食べましたが、その野ぢしゃのおいしいのなんの!

すぐにまた欲しくなってしまい、仕方なくまた夫は野ぢしゃを取りに行きました。



しかし、そこには魔女がいて「よくもうちの畑のものを盗って、ひどい目に合わせてやる」と言いました。



夫は正直にことの経緯を話すと、魔女は怒りを柔らげて、「そんなにいうなら好きなだけ持ってきな。ただし、条件がある。子供ができたら私によこしな。その子を私が育てて幸せにしてやる」と言うのです。



夫はとにかく約束をしました。



のちに夫婦には子供ができたのですが、やはりすぐに魔女が来て「ラプンツェル(野ぢしゃ)」と名づけ連れて行ってしまいました。



とても美しく育ったラプンツェルが12歳になると、魔女は彼女を塔に閉じ込めてしまいます。

そこには扉も階段もなく、ただ窓が一つあるだけでした。



魔女は彼女に用がある時は、


「ラプンツェルやラプンツェル、お前の髪の毛をさげとくれ」


と言います。


すると窓から12mほどの、黄金をつむいだような長いきらきらしたラプンツェルの髪の毛が垂れ下がってくるで、それを伝って登っていくのでした。




何年か経ち、塔のそばをある国の王子が通りました。

すると、塔からはラプンツェルの美しい歌声が聞こえてきたので、思わず聞き惚れてしまいました。

どうにか声の主に会いたいと思うも、どこから入ればいいのかわかりません。

王子は仕方なく毎日毎日塔のそばに来て、その歌をただ聴くのでした。



ある時、また王子はラプンツェルの歌を聴いていたのですが、魔女が来て例の掛け声をしているのを聞きました。

すると塔の窓からするすると長い髪の毛が降りてきたので、あとで王子も試してみようと思いました。




しばらくしてから、王子は「ラプンツェルやラプンツェル、お前の髪の毛をさげとくれ」と言ってみました。

するとちゃんと髪の毛が降りてきたので、そのまま髪をつたって登っていきました。



ラプンツェルはぎょっとしました。

初めて男というものを見たのです。

しかし、王子から歌声を聞いてどうしても会いたくなったのだという理由を聞き、その若さや優しいものの言い方、誠実さに惹かれ、妻になってほしいという要求を受けました。



「でもね、わたしどうやって降りればいいかわからないの。だから、来るたびに絹のひもを一本持ってきてくださいな」

そういって王子と別れました。



魔女はなかなかこのことに気づかなかったのですが、ある時ラプンツェルが口を滑らせてしまいます。


ラ「おばあさまはとても重いわ。王子はすぐにここまで上がってくるのよ」


魔女「なに!?お前を世間と切り離したと思っていたのに!騙したな!」


そういって魔女は鋏を取り出すと、ラプンツェルの綺麗な髪をじょきじょきと切ってしまいました。


そうしてそのままどこかの荒野に放たれ、彼女はそこで暮らすしかなくなってしまいました。




王子がまたラプンツェルに会いにきました。

塔に隠れていた魔女は、切り落とした長い髪の毛をぶらさげ、まんまと王子を引き上げました。

王子はぎょっとしました。


「もうあの子はいないよ。二度と会えやしないさ」


そう言われて、王子は悲しみのあまり塔から身を投げてしまいました。

幸い命は助かったのですが、からたちの中へ落ちてしまったため、棘で両目がつぶれてしまったのです。

王子は盲目のまま、森をさまよい歩きました。




こうして何年も経ったある時、やっとラプンツェルが2人の我が子たちと暮らしている荒野へやってきました。

聞き覚えのある声がしたのでそちらへ歩いていくと、ラプンツェルも王子だとわかり、すぐに抱きついて泣き出しました。

そしてその時流した涙が王子の目に当たると、不思議と目は治ってしまいました!



こうして2人はいつまでも幸せに暮らしました。








ほえー!

ラプンツェルって可愛い名前だなーとか思ってたんですけど野菜だったんですね!!(貼ってる画像が野ぢしゃです)



あとなんか最後しれっと2人子供出てきましたが、童話といえど塔の中でやることやってるところがさすがでした!笑



そういやあ魔女はなんでラプンツェルを塔に閉じ込めたんですかね?



しかもよく考えると、ラプンツェルは産みの親には一度も会ってない💦

しかも名前は、親が自分の欲に耐えられず食べた野菜の名前ですし……。


あっ、でも魔女の畑だから、食べたいと思わせるような魔法がかかってたんですかね?

そうして自分は子供ができないから、誰かに 作らせて奪おうという魂胆だったとか!



魔女でも孤独は嫌なのかなぁ

だから年頃になったら塔にも閉じ込めちゃったのかなぁ



うーん、考えれば考えるほどラプンツェルずっと可哀想な感じするんですけど笑



あとなんであそこで王子と婆さんの重さ比較したんだ笑

相当重かったんでしょうね!笑

というか髪の毛を登られて痛くないのかな?笑




あー、ラプンツェル良い子すぎるなぁ

監禁され続けてもまともな精神保ってるなんて、よっぽど心の強い子に違いない。

しかも最後は何年も経っていようが、盲目でボロボロの王子をすぐにわかったなんて、いつまでも忘れていなかったってことですよね?赤ちゃん泣き



健気!

ラプンツェルみたいな子キボンヌ。