こばは!!!!!
グリム童話おもろいですな!!!
今日はこれ!!!
『猫とねずみとお友だち』
猫とはつかねずみがいました。
猫はネズミにうまいことを言って一緒に暮らすことになりました。
ある時、冬のためにたくわえが必要だということで、ヘット(脂肪のこと。何かよくわからんけどまあ美味しいんでしょうね)の小さい壺を買いました。
どこに置くかで迷ってましたが、教会に置くのが安全だということで教会に隠しました。
しかし猫はあのヘットが気になってしかたないのです。
名付け親を任されたと嘘を言って出かけて、ヘットのある教会へ行って上皮を舐めまくります。
満足して帰ってきた猫はネズミに「なんて名前をつけたの?」と聞かれたので、「かわなめ」と言いました。
ネズミは、んなわけあるかいなと思いながら、とりあえず信じました。
しばらくするとまた猫は同じ要領で教会に行きます。
今度は半分ほど平らげてしまいました。
ネズミにまた名前を聞かれると、「半分ぺろり」と答えました。
ネズミはまたもや、んなわけあるかいなと思い、ちょっと疑い出します。
もちろん3度目もあります。
今度は「みんなぺろり」です。
ネズミはやっぱり変だと思いながらも、そのままやり過ごします。
さて、冬になり蓄えていたヘットの出番だということで教会に行くのですが、
壺はあっても中身がない。
そこでネズミは猫の仕業だとすっかりわかってしまったので推理を披露しました。
最初は上皮をなめ、次は半分ぺろり、そして最後は……と言いかけた時に猫が
「おい、それ以上言うと食っちまうぞ!」
と言いましたが、ネズミは「みんなぺろり」と言ったので、丸呑みにされてしまいました。
最後の本文の言葉は、
「どうです。世の中はこんなものですよ」
以上でこざいます。
ネズミにとって猫は天敵ですからな。
そいつが優しい言葉で近づいてきたんだから、下心ありと見抜いて離れるべきでしたね。
教会に隠したというところもある意味ポイントでしょうか。
嘘をつくものは神の前でも嘘をつくということを表現したかったのかもしれませんね。
最後悪事がバレて、いよいよ自分のしたことがはっきり口に出されるや否や、一気に片を付けてしまいましたね。
弱者というのは、こうして知らぬ間にずるい者に食い物にされているという、少しディープな教訓でした。
お子ちゃまたちよ、これが大人の世界だよ。
付き合う人間はよく見極めてね
純粋な眼で見ているものが、純粋であるとは限らないからね。
はい、今日得た教訓はこれ!
『食われるくらいなら、悪事を見ても一旦スルーして、すぐに警察へ通報だ!』
悪事を働く奴は普通じゃないからね!
真っ向から立ち向かっちゃダメよ!
善人は善人らしく知恵を使って戦いましょう
猫はすっごく可愛いんだけどね〜🐈⬛💕