こんばんは!!!!!




謎の生活をしており書く時間がないどころか本すら読めなかったですえーん




気が狂ってしまう50歩手前でした。





ジワジワと『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』読み進めてます。





前回は主人公がエレベーターに乗って、目的地についたと思ったら、よくわからん場所でよくわからん女の子に「せら」、とか言われて「?」ってなったってとこで終わってますね。





あれからまた先も面白いですよぃ!




主人公の「私」が部屋に入ったら、さっきの女の人がロッカーから雨合羽と長靴を持ってきて、「私」はそれを着させられます。




壁には取っ手があり、そこを女の人が開けると真っ暗な場所に降りていけるようになっており、川が流れているという。そしてしばらく行くと滝があって、その滝を抜けると博士の研究所があるというのです。

あー、だから雨合羽なのね。

東京のど真ん中のビルになんでそんなもんがあるんだ。「私」はそう思います。




博士とは今回「私」に仕事を依頼した人物です。




「私」は35歳で、計算士という職業です。「組織(システム)」と呼ばれる組織に所属しており、腕利きの計算士として今回仕事を受けることになったそうです。




博士は生物学者で、どうやら30年も骨の研究をしているらしい。そして、骨から出る音で信号を解析して、人為的にコントロールすることができるというところまでたどり着いているらしい。




これ、実は骨から記憶を抜くこともできるという研究で、公に発表にすると犯罪に使われることは間違いないので、あくまで自分の胸に秘しておきたいのですが、その情報をかぎつけるやつがいるんです。



それが「やみくろ」と「記号士」。

どちらもよくわからないが、敵であるらしいです。

この敵から情報を守るために「私」を呼んだってのが今回の話。




ここで計算士がどうやって仕事をするか出てくるんですが、意味不明です。

右脳で計算したものを転換してから左脳に入れて、それを違う数字にして用紙にうちつけていくとかいう聞いたこともない方法。



ここはとりあえず読んでください。笑



ごちゃごちゃ考えずそのままの意味で受け取ればいいと思いますが、真に受けると絶対理解できません。





まあそんなこんなで彼は仕事を無事終えて、あの過酷な道を戻り、再度あの女の人に会って、またエレベーターで帰っていく。





とりあえずここまでです。


ちなみにあの女の人、17歳でした。





この作品、タイトルにもあるように、「世界の終わり」と「ハードボイルド・ワンダーランド」の2つの話が交互に進んでいっているんですが、「私」が出ているのが「ハードボイルド・ワンダーランド」で、そのうち紹介しようと思ったるのが「世界の終わり」です。



「世界の終わり」の方は、「僕」がある村に行って、夢読みをすることになるのですが……。





僕としては、音を抜く発想とか、右脳から左脳に数字を移す作業の発想とかが面白かったですね。

さらには2つの物語には、途中途中で「あれ?これってあっちの世界でも出てきてなかったっけ?」みたいな共通点が出てくるのが、思考を刺激してワクワクしてきますね!

2つの世界の関係性ってなんなんでしょう?








あっ、そういえば全然話変わるんですけど、

道路によく「止まれ」っていう一時停止するための白い字の指示がありますよね?

あんな感じで、「ゆずれ」って書いてあるの見つけました。笑




隣に乗ってた上司と見て、「うわっ、わたしこんなの初めて見た!」と2人して喜んでました。




何をどう譲ったらいいかわからなかったので、

昼の暖かい日を浴びて、一羽でのんびり歩いてるカラスに道を譲っときました。




そのうち「やめとけ」とか「もう後戻りはできない」とか書かれた道路出てくるんじゃないかなー。



ハードボイルドだなー。