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抽象度UP「雑誌の効能」

・使用上の注意

抽象度をかなり上げるので、難しいこと言われるだけでイライラする方には全然面白くないどころか、読んでいて苦痛と思われますので、スルーしてください。

そういう方はこちらをどうぞ。
サイゾー1月号「日本の論点」発売


 先の記事で『サイゾー』をとりあげました。

 普段見ない雑誌を立ち読みでもいいから見ておくことは、自分の世界を広げる上でとても有効です。
 (別に『サイゾー』でなくてもOK)

 なぜならネットばかりだと、ポータルサイト経由か、検索経由で情報を得る仕組みなので、自分の世界がどんどん狭くなっていくからです。

 本も同様で、人は自分の知ってる世界のものばかり読む傾向があります。

 雑誌はそれに比べるとまだ色々な記事があるので、世界が広がります。

 とは言っても、妬み嫉み僻みな週刊誌、グルメの雑誌、ファッションの雑誌などは、貪欲(とんよく=欲望にまかせて執着しむさぼること)を不必要に増大させ、世界が広がるどころか、関心が世界でなく自分に向いてしまう、すなわちIQが大幅に下がるので逆効果です。
 (貪欲でない生活は「断捨離」を参照のこと)

 その昔、マリーアントワネット姫は、パンが食べられないという民衆に向かって「パンがなければケーキを食べたらいいじゃない」と言って民衆の怒りを買い、非業の死を遂げました。

 民衆がなぜ激怒したか。

 それは、マリーアントワネット姫が自分の健康しか考えない。自分の食べる物しか興味がない。自分の着る物しか興味がない。自分の美容にしか興味がない。それらにはすごいお金をかける。

 すなわち、自分のことばかり考えて、世界にいる食べる物や着る物に困っている人のことを考えなかったからです。

 アルゼンチンで、ファーストレディ(大統領夫人)となったエバ(聖エビータ)は、慈善団体「エバ・ペロン財団」を設立し、労働者用の住宅、孤児院、養老院などの施設整備に務め、また、労働者による募金でミシン、毛布、食料などを配布しました(その一部は敗戦による困窮状況にあった日本にも送られた)。

 彼女は、多くの女性が憧れるようにお姫様やセレブになりたかった人です。

 でも1つ違ったのは、自分のことだけしか考えないような人にはならなかった、ということです。

 彼女は33歳の若さで亡くなりましたが、葬儀には数十万人の人が訪れ早すぎる死を悼んだそうです。

 日本はこれだけ豊かになっても、なおマリーアントワネットのようになりたい人が多いようです。

 周りから、いや、世界の貧困国から見たらそういう日本人はどう見えるでしょうか。

 まるで、聖エビータのようか、マリーアントワネットのようか。

 そして、どちらが「本当に美しい」か。

 抽象度、IQ、想像力のある人なら、わかるはずです。


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・補足

 とりあえず、どれを買って良いのかわからないという場合は、まずは気楽な『クーリエ』とか世界に目を向けたものを読んでみると視野が広くなるでしょう。

 COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 01月号 [雑誌]

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サイゾー1月号「日本の論点」発売

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タブーに挑戦する雑誌 『サイゾー』 1月号のお知らせ♪
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毎月18日発売です!

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「出会いがない」の処方箋

今は随分と減りましたが、

毎年、この季節になると

「出会いがない~!!あせる
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・

という女性の相談に良く答えていたものです。

そんな訳で今回は「出会い」のお話。


一口に「出会いがない」と言っても、症状が何段階かに分かれます。

症状を診断するために、1つ質問にお答え下さい。

用意はいいですか?

ではいきます。


「この1週間で素敵な異性が何人、目に入りましたか?」


ここで、「0人」という場合は、かなり重症です。

「出会いがない」どころの騒ぎではなく、「異性に興味がない」というところまで症状が進んでいます。

思い出してください。

思春期の頃は、胸ときめく「出会い」があったはずです。

スマップでもいいですし、電車で一緒になった名前も知らないあの人でもいいでしょう。

TVや雑誌、通勤、通学中など、付き合えないにしても、出会いはあったはずです。

可愛い娘、格好いい人、目に入ったはずです。

それが目に入らなくなったということは、「出会いがない」んじゃありません。

「異性に興味がない」んです。

アンテナが錆びちゃってるんです。

理由はいろいろあるでしょう。

もっと他に興味のあるものが出来たとか。

もともとあまり関心がないとか。

いま一番多いのは、なんやかんや言って1人が気楽というパターン。

こういう人の心理を「コンフォートゾーン」と言います。

「1人でもいい」という「コンフォートゾーン」の中に居ると、それ以外のことが見えなく、聞こえなくなるのです。

そういう人の耳には、お笑い芸人の声は聞こえていても、クリスマスソングは聞こえていません。


思い当たる節は、ありませんか?


クリスマスソングは街中で流れています。

いま恋をしている真っ最中な人の耳には届いています。

でも、

クリスマス? 興味ないな~。

恋人? いい人が居たらね。

こういう人の耳には、音楽は流れていても右から左へ筒抜けになってしまうのです。

この、聞こえてるけど、聞こえない状態のことを「コンフォートゾーンの外」、「スコトーマ」と言います。

いくら目の前に、異業種交流会、とか、サークル会員募集、とか、出会い系の言葉がいっぱいあっても、そういう人には、見えていて見えてないのです。

逆に、「コンフォートゾーン」が、

「クリスマスに1人なんて絶対に信じられな~い!!あせる
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・

という人は、

アンテナびんびんで、受信感度が5!

思春期まっさかりみたいな状態ですから、

異性はバリバリ目に入ってます。

TVや雑誌、電車の中、学校、会社、サークル、それでも居なければ都会に繰り出して、いい人を見つけるのです。

めでたく見つけたら、

「どうアプローチしていいか解らな~い!!あせる
。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・

という次の段階へと進むのです(笑)。


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