『僕は君たちに武器を配りたい』10円
『僕は君たちに武器を配りたい』10円
いま家にある大量の本を整理しているのですが、たとえば映画にもなった『僕は君たちに武器を配りたい』は、10円です。
そして、キングダムとかリゼロとか、そういう漫画系のものは、200円とか300円で買い取るそうです。
そう言う時代と言えば、そう言う時代ですが、内容からしたら圧倒的に上なものが10円で、ただただ高揚感だけ得られるものが、その何倍もの値段なのです。
ちなみに『僕は君たちに武器を配りたい』以外の物も沢山手放したのですが、同様に10円でした。
なので『僕は君たちに武器を配りたい』がベストセラーだからと言うことは全くありませんでした。
で『僕は君たちに武器を配りたい』は、これからのビジネスは、個々人が武器を持ってのゲリラ戦になるから、その武器(知識)を配っている訳ですが、
そもそも戦う気が無い
のです。
武器以前の問題なのです。
勉強する気が無い子供に、参考書を配ろうとしているのと同じ、なのです。
もちろん、大人が実用書を全く読まない、と言うのもあります。
なので本も売れないのです。
もちろん古本も売れないのです。
で、売れないと回転率が落ちるので、人件費を担保するために値段が上がり、値段が上がると、ますます売れなくなる、のです。
ブックオフの100円コーナーは、今や200円、300円とかからなのです。
普通の本もこれまで1000円だったものが、1500円とか、なのです。
で、話を戻しますが、これからゲリラ戦になるのは本当で、もうなっているのですが、
その時に一番重要なのは、戦意なのです。
戦意とは、今の子みたいに飴を貰えるならやる、良い環境ならやる、というモチベーションではなく、
不利な環境でもやる、飴を貰えなくてもやる、という意志なのです。
で、それが無い人から駄目になっていく、のです。
まー、当たり前と言えば当たり前なのですが、皆が求めてるのは、飴とか、環境とか、方法なのです。
自分の意志を求めてない、のです。
マラソン大会で言うと、どうにか出ないで済む方法なのです。
そしたら、人生後半の上り坂なんて、上れない、のです。
高齢ニートの男性やら、婚期を逃した女性を見れば顕著ですが、後半はず〜っと上り坂で、それは死ぬまで続いている、のです。
で、武器なんか無くても人には生まれながらに武器がついていて、それは足を使うこと(行動すること)なのです。
足を使わないことから気力、体力、思考力が衰えてくる、のです。
昆虫でも、動物でも、走れなくなった時がご臨終の時なのです。
荒野を走れ 傷ついても 心臓破りの丘を越えよう
飛べるだけ飛ぼう 地面蹴りつけて
心開ける人よ行こう