50歳で最高の男 | プラクティス

50歳で最高の男

50歳で最高の男


50歳で最高の男とは、一体何なのか知りませんが、少なくともスケートボードで60メートルの高さからマックス時速100キロで滑り降りた彼(50歳)は、50歳で最高の男の一人でしょう。














こうして見ると、現代の日本人には、しなくて良いことをするロマンが全く無い、のです。


で、コスパ、タイパとか言うのですが、たとえば車で言うと、ロマンの無い車は売れない、のです。

(正確に言うと利益がとれない最安値じゃないと売れない)


多くの女性は、男性の趣味を馬鹿にして金を出しませんが、それは女性で言うネイルに金を出さないようなもの、なのです。


で、コスパ、タイパで生きて、何が楽しいの、なのです。


ホンダで言うと、世界一速い車を作る、トヨタで言うと、砂漠でも壊れない車を作る、それで世界的な企業にまで成長したのですが、これがそのロマン無く、コスパ、タイパで日本の制限速度と日本の環境だけ考えて作った車なら、今のように売れなかった、のです。


逆に言うと、しなくて良いことをすること(ロマン)で、売れている、のです。


そして、それは、コスパ、タイパ思考では絶対に辿りつかない、のです。


何故なら、「しなくて良いことはしない」を突き詰めたのが、コスパ、タイパ思考だから、です。


そういうのは無駄と見なされ切り捨てられる、のです。


で、観光地に行っても、どこでも買えるような物しか売ってなくて、売れない、のです。

(セブンイレブンやイオンなどの無駄を省いた高度なマーケティングを駆使すると、そうなるのです)





この機械にやらせれば簡単なのに、手で餅つきをする「しなくて良いことをする(ロマン)」で、売れている、のです。


特に物余りの時代は、ロマンが無ければ売れない(必要な物はもう持ってる)のに、日本人にロマンが無い、のです。