
いつも通り 自分のペース
いつも通り 自分のペース
これは世界一の男、ウサインボルトのゴールシーンです。
これを踏まえて、対人競技の敗因を考えてみてください。
選手達はよく、自分のしたいことが出来なかった、いつも通りのプレーが出来なかった、自分のペースを乱された、とか言いますが、
全て的外れだと思いませんか?
当人の感想的にはそうなっても、実際は、こう、なのです。
この後続は、どれも自分が悪い、のです。
自分のしたいことが出来なかった、いつも通りのプレーが出来なかった、自分のペースを乱された、と思う自分が悪い、のです。
自分が正しくて、それがどうこうではなくて、自分が悪い、のです。
この男性が「自分の思い通りのプレーが出来なかった」のではなく、相手のパワーの方が上だから(自分のパワーが下だから)なのです。
自分のパワーが下だから、自分のしたいことが出来なかった、いつも通りのプレーが出来なかった、自分のペースを乱された、のです。
つまり、自分のパワーが下だから(自分が悪いから)負けた、のです。
これで言うと、後続が、いつも通り100メートル10秒台で走ったから負けた、のです。
自分が敗因なのです。
仮に、自分のしたいことが出来てても、負けてる、のです。
これで言うと、この女性は、男性の思い通りにさせて、思い通りにはさせない力がある、のです。
この男性が、いつもは勝ってても関係ない、のです。
いつも勝ってるから、その時の力がだせれば、勝てる、ではない、のです。
いつも思い通りになってても、それは自分より力の無い者とだけ戦ってるから、なのです。
いつも通りの力を出せれば勝てる訳がないのです。
それは自分より力の無い者とだけ戦ってるから、なのです。
だだそれだけなのに、自分の思いが「正」な訳ない、のです。
自分を信じようが何だろうが、関係ない、のです。
自分を信じるとか、自分のペースとか、それは練習通りにやれば勝てる場合だけ、なのです。
100メートルで10秒を切ってる人が大会に出たら、いつも通りやれば勝てる、のです。
が、他は全て関係ない、のです。
だってそうでしょう、大学入試の模擬試験でE 判定の者がいつも通りにやったら落ちる、のです。
なのに、どうしてこうなるかって、皆、金メダルとか、1位の人の話ばっかり聞くからで、それを何も考えないで真似するから、なのです。
いや、だから、何も関係ない、のです。
そんな精神論どうでも良いから、ともかく足りない点をトレーニングすること、なのです。
負けてる奴が、いつも通り、自分の思い通り、自分のペースでやったら、死ぬまで負ける、のです。
いくら自分を信じようが、関係ない、のです。
そういう感情論、精神論ではなく、脚力でも、腕力でも、リスニング力でも、何でも良いから具体的に力をつけること、なのです。