ボコボコにやられた ←解ってない | プラクティス

ボコボコにやられた ←解ってない

ボコボコにやられた ←解ってない


まず、あなたがボコボコにやられてください。


そして、あなたの状況説明が「ボコボコにやられた」しかなかったら、


体の問題ではなく、犯罪の問題でもなく、


まずあなたの脳の問題なのです。


何故なら、それはあなたがボコボコにされなくても、その脳だから、です。



最近は、漫画表現、お笑い表現ばかりで、「何を言っているのか意味不明」「誇張だらけで現実と違う」ものばかりです。


たとえば、この試合で、勝った方の選手が負けた方の選手をボコボコにした、と言えば何か通じてるような気がしますが、それは何も言ってない、のです。


何故なら、それならやってることが、空手でもキックボクシングでも変わらない、のです。



プロ野球で言うと、「巨人が阪神をボコボコにした、以上」みたいなことなのです。


あんた何言ってんの?


何を見てたの?


なのです。



それって、小学生の作文の「今日はとっても楽しかった」と同じで、内容が無い、のです。


ボクシングで言うと、会場で見てた人も何で勝ったか解ってない(説明出来ない)人が沢山いる、のです。


彼氏とのデートで、サッカーの試合を初めて見た彼女が、「今日の試合はすごかったー」と言うのと大差ない、のです。



で、たとえばボクシング観戦で言うと、⚪︎ラウンドに、⚪︎選手の右のパンチ(フックとか知らなくても、パンチでオッケー)で、⚪︎選手を倒した、ぐらいのことは言えて欲しいのです。



なんでかって、それが無いなら観戦もしてない、ということだからです。


ボクシングが解らなかったとしても、見てたならそれは言えるハズなのです。


そんな難しいことを聞いてる訳ではないハズなのです。



でも、皆、雑に纏めて、見てない、のです。


いや、見てるけど筒抜けている、のです。



つまり、何を見ていたのか、なのです。



コース料理で言うと、何を食べたのか、さっきのことでも覚えておらず、「美味しかった」だけの痴呆老人みたいになっている、のです。


で、痴呆老人は、老人だからしょうがないにしても、若者がそんな感じ、なのです。



解りやすく、テストで言うと「散々だった」だけで、どんな問題が出て、どれくらい正解して、どんな問題が駄目だったのか、テスト直後でも、解ってない(説明出来ない)のです。



で、そのテストの結果なんかどうでもよくて、その脳が問題なのです。


でも当人は、自分の脳の問題ではなく、問題はテストの問題だと思っている、のです。



仮に、あなたがチンピラにボコボコにされるとしましょう。


それは問題ない、のです。


あなたはメチャクチャ嫌でしょうが、その傷は寝てれば治る、のです。


しかし、ボコボコにされなくても、そのチンピラのこと(年や服装や身長や言ったことしたこと)を説明出来ないのなら、あなたはチンピラにボコボコにされる以上にヤバい、のです。


何故なら、その脳は、寝ても治らないから、なのです。


もう一度、コース料理で言うと、何を食べたのか、さっきのことでも覚えておらず、「美味しかった」だけの痴呆老人みたいになっている、のです。


痴呆ってヤバいと思いませんか。


それは、羽生結弦を見て、羽生結弦が何の滑りをしたか何も覚えてない(何も見てない)人、みたいなことなのです。

男性なら、こういうこと。



で、自分の好きなことでも「何が起きてるのか解ってない」(興奮だけ)なのですから、そうでない分野はなおさら…なのです。