蛻変 ぜいへん | プラクティス

蛻変 ぜいへん

蛻変 ぜいへん


蛻変(ぜいへん)とは、蝉の卵が幼虫になり、 さなぎになり、羽化して成虫になっていく様を言います。


すると、それまでの常識が、常識でなくなる、のです。


機械で言うと、車の常識と、飛行機の常識は、違う、のです。


あるいは、軽自動車の常識と、電気自動車の常識は違う、のです。


もちろん、重なるところはありますが、同じ常識は通用しない(つまり違う)のです。



で、人間は、これまでの常識にしがみついている、のです。


言い換えると、過去にしがみついて生きている、のです。


それは、昭和の常識や平成の常識なのです。


つまり、古い、のです。


時代錯誤なのです。



そして、古い人間は角質のように廃棄対象となる、のです。


で、今の若い子は自分達は大丈夫だ(自分達の感性が正しい)と思っていますが、令和の次の時代が来たら、今度はあなた達の番なのです。


これで言うと、右も左も死ぬのです。



働け、も死ぬし、働きたくない、も死ぬのです。


どちらも正しくない、のです。


夫婦で言うと、


どちらも正しくない、のです。


なのに、どちらも自分は正しいと思っている、のです。


それが、正しくない、のです。


昭和の常識が正しいと思ってる人達と同じ、なのです。


それが、平成の常識が正しいと思っている人達になっただけ、なのです。


そして、今度はそれが令和にとって代わられる、のです。



で、客は常に最先端なのです。


変わらないのは、公務員とか、大塚家具とか、ヤマダ電機とか、その中の人全員なのです。


つまり、全員間違っている、のです。


あるいは、全員時代錯誤なのです。


わかりやすく、昭和の世代しか居ない会社があるとすると、全員時代遅れで、全員間違っている、のです。


何故なら、お客は令和だから、なのです。


なのに時代遅れの常識なんて、どうでも良い、のです。



そして、人間は、その、どうでも良いことにしがみついている、のです。


たとえば、高学歴や知識なんかも、もうどうでも良い、のです。


そんなのはAIに聞けば済むこと、なのです。


これは、音楽の技術が、コンピュータの演奏によってどうでも良くなったのと同じ、なのです。


今度は、絵描きの技術が、コンピュータの描写によってどうでも良くなるのと同じ、なのです。


でも、知識を得ようとしてきた人は、知識を得ようとしている、のです。


過去にしがみつき時代に逆行している、のです。


AIを使いこなす、ではなくて、これまで自分が慣れ親しんだことをしようとする、のです。


それは、メールがあるのに、ファックスで送ろうとするようなもの、なのです。


それをその人達は、正しいと思ってやってる、のです。



このどっちも「AIを知らない」みたいなことなのです。



で、どちらも間違っているのですが、互いに人のせいにするばかり、なのです。


婚活女性が自分を棚に上げて人のせいにする自分を正しいと思っているのと同じ、なのです。


ニートだって、自分は正しいと思っている、のです。



蝉で言うと、さなぎのまま、なのです。


で、さなぎの常識は、成虫の常識とは違う、のです。


さなぎの常識として正しいかなんて、どうでも良い、のです。


昭和の常識だって、昭和の時代の中だったら、正しかった、のです。


婚活女性の常識だって、自分が20代だったら、正しかった、のです。


「正しかった」と言うことは、今は時代が変わって、正しくなくなった(つまり間違っている)のです。


30代が、アイドルとして売り込もうとしたら、間違っている、のです。


それと同じことを日本全国で男女共にやっている、のです。



よーーーく真面目に考えて欲しいのですが、


今の年齢で何とか暮らしている人が、そのままでさらに先の年齢になった時に暮らして行けるか、なのです。


で、暮らしていけなくなったから、これだけ婚活女性が激増している、のです。


パパ活、不倫、男の金で贅沢するが、これだけ激増している、のです。


でも、それだって、そのままでさらに先の年齢になった時に暮らして行けるか、なのです。


答えは否なのですから、やっぱり全員間違っている、のです。


これは、倫理じゃなくて、倫理を抜きにしても破綻する、のです。



で、今の年齢で何とか暮らしている人が、そのままでさらに先の年齢になった時に暮らして行けるか、は、日本国民全員の問題なのです。


で、否なら、その人が蛻変(ぜいへん)しないとどうしようもない、のです。



さなぎとして成長する、ぐらいでは全然足らない、のです。


それは、30代が、アイドルとして成長しようとするようなもの、なのです。


そうではなく、身の振り方から考え直さないと駄目なのです。



さなぎから、蝉になるくらいの脱皮が必要なのです。