60秒を1時間くらいしないと無理 | プラクティス

60秒を1時間くらいしないと無理

60秒を1時間くらいしないと無理



あるいは1つのことを60回くらいしないと無理。



この動画は30秒ですが、これをやるのに1時間、120回は必要なのです。


そうすることで(それだけやれば)聞き取れる(言える)のです。



で、現代人みんなが望むのは1回で(あるいは数回で)出来るようになること、なのです。


知りたいのは、1回で(あるいは数回で)出来るようになる方法、なのです。



気がつけば「んなもんあるか」と言い続けて何十年なのです。



現代人は、出来てないのに先に進みすぎ、なのです。


それって先に進んでるのか? なのです。


私は、この30秒に1時間かけている、のです。


と言うか数日かけている、のです。


数週間かける、のです。



たった30秒でも、解る、出来る、ようになるには、その何十倍もの時間(回数)が必要なのです。


三日坊主の人は「自分だったら1、2回で出来るだろう」みたいな身の程知らず、傲慢さがある(謙虚に学ぶという姿勢がない)のです。




たとえば「あ」なんて日本人なら誰でも書けますが「ちゃんと書けるか?」と問われたら果たして何人の人が書けるか、なのです。



で、「自分だったら1、2回で出来るだろう」みたいに考えて、出来ないから三日坊主で放り投げる人を見て、あなたならどう思いますか? なのです。


今回の例で言うと、ベトナム語がどうのこうの、書道がどうのこうの、「そんなの自分には関係ない」とか、そういう表面上の問題ではない、のです。



日本人全体が、視野狭窄、短期的、衝動的、軽薄、根気ゼロと、どんどん駄目になってんじゃんって話なのです。


動画なんて2倍速にどんどん先に行ってるけど、何も身になってない、のです。



私なんて、

60秒を1時間くらいしないと無理

なのです。


1分を60回くらいしないと無理なのです。



そして、えらい遅いなと思いながらメチャ遅く進んで居たら、先頭に居た、のです。


スゴイ勢いで書き殴っていたら、こうなる、ことは一生無い、のです。



現代人はメチャ雑に進みすぎ、なのです。


丸呑みするだけで、何も咀嚼してないし、何も身についてない、のです。


すると、道の落書きのような浅い浅い言葉を話す人になる、のです。