運が人を駄目にする | プラクティス

運が人を駄目にする

運が人を駄目にする


将棋では、自分のことを強いと思っている人は居ません。


何故なら自分のせいで負けるからです。


一方、運の絡むゲームでは、


自分のことを強いと思っている人ばかりです(弱いのに)。


麻雀、競馬、ガチャ、パチスロ、


いわゆるギャンブルですが、ギャンブラーは、いくら負けても、自分のことを強いと思っている、のです。


負けてるのに、自分は良いと思っている(相手が悪い)のです。



何と言うか、これが、


運が人を駄目にするのです。



で、女性の場合は、「白馬に乗った王子様を待つ」みたいな運頼みですが、これもやっぱり、


運が人を駄目にするのです。


しかも、そんな自分のことを強いと思っている、のです。



私は今、懸垂や水泳や将棋や中国語をやっているのですが、自分のことを強いだなんて一切、思ったことが無い、のです。


むしろ、日本人は運動も勉強もしなくて大丈夫か、と思っている、のです。


で、現実的に100%大丈夫じゃない、のです。


100%弱くなっている、のです。


なのに当人達は、「このままいけるだろう」みたいな感じで、やけに自信たっぷり、なのです。



で、見てると、リストラやら、病気やら、離婚やら、婚活難民やら、引きこもりになっている、のです。


で、運が悪いとか、男運、金運を良くしよう、としている、のです。


しかし、たとえば厄年が、運動しないで良くなる訳ない、のです。

(体の衰えの節目なのです)


デブが運動しなかったら、膝を壊したり、糖尿病になる、のです。


で、それの何処が運なんだ、なのです。


お祓いで脂肪が祓えるでしょうか。



将棋の神様、藤井聡太さんは、勝っても反省している、のです。


日本一になっても、反省している、のです。


年収が1億円を超えても、反省している、のです。


一方、世の人は、負けても「運が悪かったせい」にして、自分のせいにしない、のです。


馬鹿なのに、自分は賢い、のです。


白馬に乗った王子様なんて居ないのに、「白馬に乗った王子様を自信満々で待つ」のです。

(中国では、男は若くて家を持ってないと駄目だそうです。現実にそんな男はほぼ居ないのに、待ってたらそのうち来ると思いますか)



現実は、それで駄目になった人だらけで、


運が人を駄目にする


のです。



言い換えると、運に頼らない人に、運が来る、のです。


大学受験で、運良く受かった人は、99%運じゃない、のです。


サッカーだって、運良く何でも無いシュートが入ったとしても、残りの99%は運じゃない、のです。


ボクシングでラッキーパンチが当たって勝ったとしても、残りの99%は運じゃない、のです。


運良く懸垂が出来ることも無いし、運良く中国語が話せることも無い、のです。



体感としては、なんかこの話が通じるのは100人に数人くらいなってる、のです。


それくらい


運が人を駄目にする


のです。


何か貰えるとか、「宝くじが当たらないかなー」とずっと思い続けるのを運だと思っている、のです。




それは、ウサギの妄想なのです。



私が、懸垂の練習をしないで懸垂が出来た未来なんて無かったし、中国語の勉強をしないで中国語を話せた未来なんて無かった、のです。


これで言うと、運で痩せる訳ない、のです。



さらに、恋愛運にしたって、自分が右にならなきゃ、なのです。

「いや、そんなことない」と自信満々に思うのは勝手ですが、そんな人が何百万人も居て、さらにちゃんと駄目になってる現実があるのに、それを全く見ないのですから、やっぱり、

運が人を駄目にする


のです。



料理で言うと、10回に1回、奇跡的な料理が出来る、訳が無い、のです。



仕事だって、全く同じ、なのです。


日々、地道にやっていく者にしか成果は出ない(運は味方しない)のです。