400回負けて見えてきたこと | プラクティス

400回負けて見えてきたこと

400回負けて見えてきたこと


今年から将棋を始めて、もう3月。


今年度も終わりです。



なんか知らないけど、周りはイタリアとか、タイとか、ボラカイ(フィリピンの高級リゾート)とか行って、楽しそうです。


そんな中で、私はスマホでポチポチゲームをしている訳ですから、女子ウケはすこぶる悪いと思います。


将棋という競技がイマイチ流行らないのは、コレでしょう。


藤井聡太さんの人気は、藤井聡太さんの人気であって、将棋の人気ではない、のです。


野球に興味が無い人でも、大谷翔平は知っている、みたいなこと、なのです。



で、


400回負けて見えてきたこと


ですが、


立ち止まる、と言うこと、です。


サッカーで言うと、「強引にシュート」を止めること、です。



でないと、読まれてガードを固められてしまう、のです。


そこをフィジカルの強さで強引に突破とか出来ないのが将棋なのです。



敵と味方は、全く同じ戦力で戦う、のです。


なのに大差で勝敗がついてしまうのが将棋なのです。


これって言われてみると不思議だと思いませんか。


互角の力で戦ってるのに、大差で勝敗がついてしまうのですから。



つまりは、パワーではなく、動かし方なのです。


そして、現代人は、それを超忘れている、のです。


パワーをつけようとしている、あるいは、パワーがなければ勝てないと思っている、のです。



だったら、これは、どういうことか、なのです。


パワー、スピード、スペックで考えたら、92歳のじいさんが勝てる可能性はゼロなのです。


でも、現実は、こうして勝っている、のです。


逆に言うと、この学生が筋トレしたら勝てるのか、なのです。



現代人は、このことをもっと真摯に受け止めた方が良いのです。



たとえば婚活だって、本当はスペックではなく、人間性なのです。


就活だって、学歴ではなく、よく動く人、なのです。