本当に過ぎるのならムキムキに | プラクティス

本当に過ぎるのならムキムキに

本当に過ぎるのならムキムキに


人間の筋肉は「過ぎる」と発達します。


たとえば、重過ぎる物を持ったなら、筋肉がつく、のです。


で、ついてないと言うことは、


重いけど、過ぎてない、のです。



でも、何か持った時に無意識に重過ぎるとか思ってませんか。


そこに人が居るなら、そう言葉にしていませんか。



現代人が、やけに悲劇のヒロイン、被害妄想をするのは、言葉でオーバーに言うから、なのです。


そう言っているうちに、現実までそうだと思い込んでしまう、のです。



たとえば、「本当に辛過ぎる」とか、本当の難病とか、本当の大怪我とか、本当の事故とか、見てみろよ、なのです。


なのに、自分の虚言が、さも現実のようになっている、のです。



マラソン大会で言うと、みんな辛いですが、辛過ぎることは無い、のです。


過ぎるは、骨折したとか、事故に遭ったとか、本当に過ぎたものを言う、のです。



辛いのはそうですが、辛過ぎることはない、のです。


バイトで言うと、8時間のバイトは、辛いかもしれませんが、辛過ぎることは無い、のです。


そこにイヤな客や変な同僚が居たって、それは皆のところにも居る、のです。



自分だけが不当な扱いを受けてる悲劇のヒロインではない、のです。


それは自分の被害妄想なのです。



言葉が人を作る、言葉が人生を変える、で言うなら、そういう自分の言葉(思考のクセ)の矯正から、なのです。






たとえば、これを読むなら「難し過ぎる」で良いですが、単語一つを覚えることは、難しくない、のです。


そうやって、簡単なことも難しくするから、何もかもが難しくなってしまう(自分でもそういう風に思い込んでしまう)のです。