馬鹿の一つ覚え | プラクティス

馬鹿の一つ覚え

馬鹿の一つ覚え


料理で言う「さしすせそ」は、砂糖、塩、酢、せうゆ(醤油)、味噌のこと、です。


で、日本人は、この中のどれが最強ですか? とか、この中のどれが一番良いですか? とか、そんなのばかりなのです。


で、このブログでは、その思考そのものが間違っていると、言っているのですが、何も通じない、のです。


何故かって、質問者は「1つしか覚えられない」ので、「さしすせそ」のどれが良いですか? の質問に「さしすせそ」全部と答えると、


まるで「こちらが馬鹿」のように見る、のです。


自分ではなく「相手が馬鹿」のように見る、のです。


理由は、自分が「1つの答え」を求めているのに、「複数の答え」を返してくるから、です。



しかし、本当にオカシイのは、その「1つの答えを求める人間」なのです。


たとえば、ダイエットのコツとか、金メダルをとるのに大事にしていたこととか、


んなもん1つな訳ないのです。


いくつも要るんです、いくつも。


なのに、マスコミも、学校も、そういう「馬鹿の一つ覚え」人間を何千万人も量産(洗脳)している、のです。



だから、英語は話せない、のです。


何故かって、1単語に1つの意味、な訳ないからです。


コンピュータが「run」で動くとか解らないのです。


何故なら「run」は「走る」だから、です。


「Spring」は春だから、温泉ではない、のです。



すなわち、1対1ではないものを強引に1対1にするのが、馬鹿の一つ覚え、なのです。


女ってこう、とか、男ってこう、とか、


デートではこうする、とか、全てそう、なのです。


ステレオタイプ、決めつけ、マニュアルなどがあって、それが常識で、それ以外が非常識なのです。



家事は女がやるもの、でも良いし、


専業主婦は仕事しなくても良い、でもそう、なのです。


最近なら、不登校や引きこもりは、勉強や仕事をしなくて良い、とかでしょう。


なんですかそれ?


なのです。


じゃー、飯も食べなくて良いんじゃない? 働かざる者食うべからず、で。


でも、それは違うとか言うんでしょう。


自分が勝手に決めたものを、周りはそう受け入れろ、何故ならそれが常識だから、それはジャイアンなのです。


DVでも、メンヘラでも、ヒステリーでも、婚活でも、そうなのです。



しかも、馬鹿の一つ覚えなので、説得不可能なのです。


答えの入る欄に、一つしか入らない、のです。


「Spring」は春で間違い無いんだから、温泉ではない、のです。


専業主婦は(家計が苦しくなっても)働かなくて良い(しかない)のです。


旦那は、(お金を入れてるんだから)家事しなくて良い(しかない)のです。



このように馬鹿の一つ覚えなのですが、自分を馬鹿だと思ってないし、馬鹿と言われたら「ありがとうございます、言われなきゃ一生、馬鹿で生きるところでした」ではなくて、馬鹿の自分を棚に上げて、キレる(他者批判する)のです。



たとえば、何が儲かるか、も一つじゃないし、どうしたらモテるのか、も一つじゃないのに、そういう一つのものが無いのにあるとして求めるから、いつまでも…なのです。


徳川埋蔵金や、ツチノコを探すように、


自分がやってんだって話なのです。



受験科目が三教科の私大に対して、どの教科(一つ)を勉強すれば受かりますか? と問い続けるようなもの、なのです。


事実は「その考え方がダメ」なのですが、当人はそういう自分は否定されないで、何か一つがあれば良い、のです。


これは、下に行けば行くほど、本当にそう、なのです。



この前、驚いたのが美容師で「自分は切るのが苦手だからずっと頭を洗ってるだけで良い」と言う人が居たことでした。


このように仕事でさえ、自分勝手に狭める、のです。


そして、美容師でも頭を洗うだけの人が居ても良い、みたいな自分勝手な答えを構築する、のです。


いやいや、相手が居ることは相手の了解無しに勝手に決めては駄目、なのです。


しかし、そんなの関係ない、のです。


相手なんて、どうでも良い、がその人の意見なのです。


もちろん当人は、その自覚も出来ない、のです。


何故なら、馬鹿の一つ覚え、だから。


ドタキャンで言うと、自分が行きたくなかったからで、相手を困らせるつもりは無い、のです。


最近の「殺すつもりはなかった」と、ナイフで刺すもそう、なのです。



こうすると、こうなる、の時系列のコマも一つしかない、のです。


多くの肥満で言うと、食べたいから、食べる、のです。


そうすると太る、という当たり前の因果が脳から消える、のです。



とりあえず、あなたは「自分はコレ」みたいなのがあるでしょう。


それが洗脳済みで、マスコミや学校の洗脳の結果なのです。


当たり前ですが、答えは一つじゃない、のです。


コレがあるってことは、一つ、なのです。


馬鹿の一つ覚え、なのです。


本当は、コレなのです。


芸大に入る人は、絵だけじゃない、のです。


5教科もしてる、のです。


自分にしか出来ない体験もしてる、のです。


そして、それらをベースに表現する、のです。


「自分は美少女だけ描く」とかではなく、男性も描くし、リンゴも描くし、風景も描く、のです。


すなわち「自分はコレ」じゃない、のです。


「自分はコレ」は全体の一部分しか見てない、見えてない、のです。


やってることは、「自分は切るのが苦手だからずっと頭を洗ってるだけで良い」とか独りよがりで自分に酔ってる、自分勝手、視野狭窄、美容師と同じ、なのです。


あるいは、男は家事しなくて、自分の好きなことだけやってれば良い、と、スマホしているバカ男と同じ、なのです。


これが、馬鹿の一つ覚え、なのです。



で、女性も、「私はコレ」なんてのがあったら…なのです。


しかも、そのコレも、それぇ? なのです。



たとえば、左で「私はコレ」ではなく、右で「私はコレ」なのです。


左で自信があるのは解りますが、右でその自信が出て来るのは何なのでしよう。


それが、バカ男から出て来る自信と同じ、なのです。


ヤンキーや輩と同じ。


本当は、出ちゃいけない自信、なのです。