語彙が無ければ浮かばない | プラクティス

語彙が無ければ浮かばない

語彙が無ければ浮かばない


あなたがインフルエンザに罹っていたとして、インフルエンザというものを知らなければ、自分が今インフルエンザに罹っている、と言う事実があっても、認識出来ません。



すなわち、事実の認識には、語彙が要る、のです。


たとえば、車で道を走っていて、スピードメーターを見たら、スピード違反だった、みたいなことです。


これも「数字」の認識が無ければ、事実がそうでも、認識出来ない、のです。



以上を踏まえて、お釈迦様の「現実を観よ」ですが、それは何も考えないではないし、馬鹿では出来ない、のです。


何と言うか、医者が患者を観る、ことが「現実を観よ」であって、馬鹿が患者を観るは、馬鹿に刃物なのです。


だから、何処の国でも、まず教育(基礎学力)がある、のです。



歴史無しには何も解らないし、物理や生物の知見なしに、何も解らない、のです。


その辺の犬や猫が、動いているものを見るのと同レベルになってしまう、のです。



で、あなたにアイデアが浮かぶと仮定して、そのアイディアの語彙を知らないと、どうなるでしょうか。


たとえば、不動産の証券のリートと言うものが儲かるとします。


でも、リートを知らないのですから、100%閃かない、のです。



IT知識がゼロの人が、ITバブルの時に居ても、儲かることは閃かない、のです。


それは、自分が無知だから、なのです。


なのに、皆、自分ではなくて人(景気)のせい、なのです。



たとえば、あなたがコロナ前にタイムスリップして、コロナのことを知っていたらどうでしょう。


いち早く行動して、大金持ち、なのです。


でも、コロナのことを知らない人は、この千載一遇の大チャンスな時も、


お金が無い、儲からない、景気が悪い、と、無知な自分のせいではなく、ひたすら人のせいにして、愚痴、悪口を言うだけ、なのです。



それをして、これまでの人生、何か良くなることあった?


いい加減、学べば? って話なのですが、ひたすら人のせいにして学ばない、のです。


で、コロナのことを知らない人が、コロナなんて浮かばない、のです。


素人が儲けられる、千載一遇の大チャンスが、あっても、逃す、のです。



なのに、それさえあれば、とか、いつまでも思っている、のです。