「得」と「徳」 | プラクティス

「得」と「徳」

「得」と「徳」


現代人は、「得」で動く人ばかり、です。


それは、どういうことかと言うと、風見鶏ということです。


何故なら、「得」の方へ行くから、です。



そして、銀行が儲かると聞いて銀行に行ってリストラされている、のです。


証券が儲かると聞いて証券に行ってリストラされている、のです。


今で言うと、テレビ局が儲かると聞いてテレビ局へ行ってリストラされている、のです。



あるいは、声優とか、ゲーマーとか、ユーチューバとか、それで「暮らせて行ける」ほど「儲かる」と夢見て、9割以上が夢遊病のように彷徨ってる、のです。



要は、「得」で動くと不幸になる、のです。


なのに皆、「得」で動いている、のです。



何と言うか、サッカーが儲かるから、と言う理由でプロになれると思いますか?


ゲームだと多種多様過ぎるので、囲碁で言うと、毎日、囲碁をするだけで暮らして行きたいから、と言う理由でプロとして生きれると思いますか?



「得」を求めるとは、そういうことなのです。


それで一攫千金でも、それで一生、暮らしていくでも、同じこと(一生分の所得を得る)なのです。



そもそも、それが好きじゃないから「得」で動く、のです。


たとえば、この人達は、その人間が好きなのではなく、金が好きだから、こう、なのです。





可愛い子に射精出来れば良い人達と同じ、なのです。


「君が好き」って、


その人ではなく、若くて可愛かったら誰でも良い、と言う意味なのです。


もちろん、婚活のほとんどの女性も、そんな感じ(より条件の良い人が良い)のです。



これが金という「得」か、ぴちぴちの女体という「得」か、ということなのです。


後は、いかに安く手に入れるか、なのです。


何故ならそれも「得」だから、なのです。



「得」と「徳」


「徳」と言うと難しいのですが、要は、外にあるものではなく内にあるもので動くこと、です。


たとえば、母親だったら、こう、のです。



何かあったら場当たり的に動く、何かなかったら気分で動く、そして基本は損得で動くだと、


ダメな親にダメな子が育つ、のです。


子供は親がやっていることを真似するから、なのです。



たとえば、若者だったら、こう、なのです。



これで年を重ねた人と、ただ老けたオッサンでは、炭とダイヤモンドくらい違う、のです。

(でも素は同じ炭素)



で、この「徳」は、


あなたに足りないもの(必要なもの)を選んで、毎日身につくまで見れば(意識すれば)良い、のです。



言葉が人を作る、とは、そういうことなのです。