精いっぱい
精いっぱい
AV男優のしみけんは、1日に8回射精が出来る、そうです。
そして、周りのAV男優も、それくらい普通、だそうです。
仮に、これを
精いっぱい
と定義しましょう。
すると、我々一般人の精いっぱいなんか、プロの準備運動にもならない、のです。
仮に、ある男子が、本気で、気合い入れて、奇跡が起きたとしても、3、4回で力尽きて終わり、なのです。
プロの半分にも満たない、のです。
また、プロは、相手の顔が不細工でも、相手の体が100キロでも、自分を奮い勃たせる、のです。
それと、素人の「相手が若くて可愛くてスタイルが良くて自分のタイプ」だったら頑張るって、
それを頑張りとは言わない、のです。
頑張るところなんて無い、のです。
登山で言うと、天気が良くて、気温が20度で、湿度が高くなくて、標高が低い山だったら頑張る、本気出す、と言うようなもの、なのです。
で、若者の婚活、恋愛離れで言うと、
そういう自分の理想を周りが満たさないなら、恋愛も結婚もしない、と言うことなのです。
ニート、引きこもりで言うと、理想的な職場環境を周りが用意しないなら、働かない、と言うことなのです。
そして、それが彼らの全力、精いっぱい、なのです。
ポルノ病で言うと、高望みのし過ぎで、こうでなきゃ勃たない、のです。
でも、確かに男女を逆にすると、こんな体で欲情しろって無理がある、のです。
これで匂いが臭かったら…。
女性に容姿を求めるなら、男性も自分を何とかしろ、なのです。
こうしてみると、この男らしい体で、決して乱暴はしないで、テクニシャンで、女性が満足するまで何回でも可能なプロと、上の二人の男性(の本気)と、どちらが良いかと女性に問えば、答えは言うまでもない、のです。
が、100メートル、200メートルとなっていく、のです。
わかりやすく250メートルだとすると、25メートルが精いっぱいの人の10倍出来るようになる、のです。
で、それをしないのが今の世代なのですが、それをしないと絶滅確定種となり、暗い老後が待っている、のです。
何故かって、体力だって人の半分、仕事だって人の倍とか出来るようにならないから、です。
要は、このまま人のせいにして死ぬってことなのです。
自分が厳しい鍛錬を経て、こうなって女の分まで戦うなんて、痛いし、つらいし、大変だし、その時間ゲーム出来ないし、コスパ悪い、のです。
でー、こういう女性が居たとして、こうは絶対にならない、のです。
「精いっぱいやったでちゅー」とか、こうはならない、のです。
どんなに優しい女性でも、こうはならない。
(本能的、生理的に無理)
つまり男性は、たとえ容姿に恵まれたとしても、後天的な努力なしには生きられない、のです。
で、現代人は、今が精いっぱいだと思って生きてますが、潜在能力はその100倍はある、のです。
水泳で言うと、いくら今のあなたが25メートルが限界だと思っていても、2500メートル泳ぐ力を持っている、のです。
でも、「持ってましぇーん」とか言って死んでるのが今の日本人なのです。
「あれは特別な才能を持った人にしか出来ない」とか、自分以外のせいにする、のです。
で、そんな人、男性としてどうですかね?
人間として魅力ありますか?
この女性が、「あなたもやってみて」と言ったらどうするのでしょうか。
太ったオッサンか、痩せた若者が、
「ぼっ僕はいいよ」とか言うのでしょうか。
「そんなことよりホテルに行こう」ってか。
で、「懸垂が出来なくても死ぬ訳じゃないし」とか、「金にならないし」とか、論点をずらして、死ぬまで言い訳して、死ぬ、のです。
で、そんな人、男性としてどうですかね?
何を言っても言い訳ばかり、反省もしなければ、改善もしない、ただ自分の欲望を満たすだけ。
これ、人間としても魅力ありますか?
もし、これが昆虫界だったら、皆、食いちぎられて死んでる、のです。
今、生きてるだけで感謝もの、なのです(なのに感謝はしませんが)。
いや、蝉だったら、地中から出て来ないで、空も飛ばずに永眠なのです。
何のために前の世代のオス、メスが命をかけて頑張ったんだか、その苦労を全て無駄にする、のです。
畑で言うと、先祖代々、耕してきた土地を、暑い、だるい、面倒くさい、これは俺がやりたいことじゃない、とか言って、やりたいことをやるでもなく、あるいはやりたいことが酒、ゲーム、セックスとかで、全て無にする、みたいなことなのです。
野球で言うと、バットを振ることなく終わったのに、人のせいで自分は悪く無いという自己正当化を精いっぱいしている、のです。
蝉でいうと、飛ばなかった、鳴かなかった、土の中に居た、のに、異性のせい、社会のせい、なのです。
こうなるともう、昆虫以下、なのです。
昆虫なら、どんなに小さな個体だって、そんなことしない、のです。
なのに人間は、ろくにやらないのに、何かのせいにして、死んでいる、のです。
精いっぱい進んだ亀は、言い訳ばかりで精いっぱいやらなかったウサギに、短距離では負けても、長距離なら大差をつけて勝つ、のです。
で、人生は、超長距離走なのです。
フルマラソンで言うと、「自分は無理♂」とか言うクソガキも、「私は走れなーい♀」とか言うオバサンも、本当は走れた(その力は持っていた)のです。







