知らない人は知らない世界 | プラクティス

知らない人は知らない世界

知らない人は知らない世界


私が行くジムにはプールがあります。


毎年、体力の衰えを物凄く感じるのですが、多くの人は感じないので、それが無いことになっています。


感じない=その人の世界ではない(でも現実では衰えがある


ない、と、ある、が正反対なのです。



で、そこのプールで「起業を考えている意識高い系のアルバイト」が、仕事そっちのけで起業のことを考えている、のですが、


それ、多くの人には解りませんが、


見る人が見れば解る、のです。


(これはたとえば高級ホテルの従業員なんかもそうです)


この、見る人が見れば解る、の重要なポイントは、お金を出す人であること、です。


客でも、仕事でも、お金を出す人なのです。


で、その人って起業したいんですよね? なのです。



つまり、何が言いたいかと言うと、


仕事を舐めている態度なので、お金を出してもらえない、のです。


何故かって、他人がお金を出しているのに、自分は好きなことをしているから、です。


まさに、その犯行現場を目撃されている、のです。


アルバイトは、上司に見られなきゃバレてないじゃないのです。


お客にバレてんだって話なのです。



たとえば、あなたがアルバイトや従業員を雇いたいとして、そういう人を雇うかって話なのです。


おそらく、起業を考えている彼の頭の中では、アイデアやら、ビジネスモデルやらが大事という


話になっている


のですが、残念ながら、その前の段階で、足切りがある、のです。


そんなの「自分がちゃんと働く」という大前提があってこそなのです。



「起業を考えている意識高い系のアルバイト」は、現実逃避しているだけ、なのです。


ファンタジーRPG の武器やパーティーをアルバイト中に考える奴と同じ、なのです。


本当に起業したいなら、そのノウハウが学べるところにアルバイトしに行ったら良かったのです。


と言うか、そうしてない時点で、そういうこと、なのです。


昔で言うと、会社の金で喫茶店で時間を潰す営業マンみたいなことなのです。

(本当に考えているなら、喫茶店でアイデアを考えるのではなく、転職している、のです)



なんか、出会いがある時に、「良い人との出会いがあれば結婚を考えないでもない」とか言って、変な夢見て婚期を逃す人と、同じ、なのです。


で、手遅れになってから気がつく、みたいな。


せっかく容姿も悪くないのに、あーあ、なのです。



当然ですが、アルバイトでも、婚活でも、当人が一生懸命にやってないと、応援する人など出ない、のです。


起業なんか、なおさら、なのです。



でも、なんか、当人が、寝て見る夢を見ている、のです。


これが、


知らない人は一生知らない世界


なのです。


現実ではなく、自分の脳内にファンタジー世界が広がっている、のです。



上の空で、今に今に身が入ってないだけ、なのです。


で、そんな自分を自己正当化するために、他人から賞賛されるようなことを考えている、のです。


環境問題で言うと、ゴミ拾いをしないで環境問題を考える奴より、ゴミ拾いをしている奴の方が偉い、のです。


前者は、童貞なのに行動せず、美人の彼女を考えるのと同じ、なのです。


考えていることがスゴければ、スゴイじゃない、のです。



むしろ、死ぬほど馬鹿なのです。


常に的外れ。


常に的外れって死ぬほど馬鹿でしょう。


ただ、当人だけが気がつかない、のです。