千円も出さない その程度のこと
千円も出さない その程度のこと
人々は、悩んでいます。
しかし、その悩みに対して千円も支払わないとします。
と言うことは、その悩みは、その程度のこと、なのです。
その程度のことなのに、深刻に、いつまでも、悩み続けている、のです。
これが、守銭奴、エコノミックアニマルなのです。
たとえば、それは、ある女性が居て、ある男性が千円も支払わないで、「恋人にしたい」と悩みに悩んで悩み続けるのと一緒なのです。
千円の方が惜しい、千円以下のことに、貴重な生命時間を浪費していて、なおかつ、恋人がどうのこうの、という問題では全然ない、のです。
たとえば女性も、色々悩んでは居るのですが、
千円も出さない その程度のこと
に千円以上かけて、悩んでいる、のです。
たとえば、数日バイトすれば脇毛の脱毛が出来た、のに、それをしないで、死ぬまで悩み続ける、みたいなことをしている、のです。
それ、脇毛の処理がどうのこうの、という問題ではない、のです。
一万円も出さない 1万円以下のこと
に、10万円かけて悩んでいる、ようなもの、なのです。
で、現代の男女は、
千円も出さない その程度のこと
に、千円以上をかけて悩んでいる、のです。
千円の方が価値があると思っている千円以下のことに、千円以上をかけて悩んでいる、のです。
たとえば、その時間隙間バイトしてたら、その悩みは、とっくに、そこで終わっていた、のです。
童貞で言うと、3万円出せば、風俗で童貞を卒業出来たのに、3万円をケチって、(金があるのに)童貞で死にました、みたいなことなのです。
でー、別にそれで死んでも良いのですが、
3万円も出さない その程度のこと
に一生、悩んで過ごした、ということ、なのです。
それは、ある女性が居て、ある男性が千円も支払わないで、「恋人にしたい」と悩みに悩んで悩み続けて死ぬのと一緒なのです。
逆に言うと、相手にはその価値が無い、とあなたが言っている、のです。
それが本当なら、価値がないんだから悩むこともない、のです。
おそらく、世の男性は無料でエッチしている、みたいに思っているのでしょうが、飯代やら、ホテル代やら、足代やら、プレゼント代やら、結婚したら給料全部、と、数万円では済まない、のです。
女性で言うと、ダイエットに金を出さない、ということは、その価値は無い、と思っている、ということなのです。
デブになるには価値があるけど、痩せるには価値が無い、と思っているから、デブなのです。
千円も出さないってその程度のこと
なのです。
その程度の価値だって自分が決めているのに、その価値以上悩むのはオカシイのです。
たとえば、馬鹿ですが、真剣に何とかしようとする人は、何十万円、何百万円は、普通に出す、のです。
何故かって、それに、それくらい価値があると思っているから、です。
でも、千円の本すら買わない人が居て、その人は、馬鹿をなおすのに千円も惜しい、ということなのです。
千円の方が貴重なのです。
これって誰ですかって、日本の老若男女なのです。
それより酒の方が価値があると思うから、酒には出すし、
それよりスイーツの方が価値があると思うから、スイーツには出すし、
それよりゲームの方が価値があると思うから、ゲームには出すし、
逆に言うと、自分の頭の問題も、
千円も出さない その程度のこと
なのです。
自分の体の問題も、
千円も出さない その程度のこと
なのです。
他の誰でもなく、自分がその程度のことだと思っている、のです。
仮に、酒より毛の永久脱毛の方が価値があると思ってる人は、とっくに永久脱毛を済まして、今は悩んでない、のです。
これで言うと、左になる金が、右+永久脱毛に使われた、のです。
右には価値が無いと、右にお金を使わなかったのが今であり、
日本の多くの老若男女なのです。
右になるには、千円も出す価値は無くて、
左になるには、いくらでも出す価値はある、
と思っているのが、現代人なのです。
で、肝心の性根が、こう、なのですから、上手く行かないのは当たり前なのです。
右になるのに、10万円出す価値は無いけど、
左になるのに100万円出してもまだ足りない、もっと欲しい(もっとかけたい)のです。
あなたで言うと、今の左のあなたには価値があって、未来の右のあなたには価値が無いと思っているから、左になるには金を出すけど、右になるには、お金を出さない、のです。
これの総体が会社で、会社はこのように構成員が腐って潰れる、のです。
会社だろうが、個人だろうが、家だろうが、町内だろうが、右になるのに価値があると思って、お金を左になるのに使うより、右になるように使って、それではじめて良くなっていく、のです
価値を何にいくら置くか、が重要なのです。
右になるのに、千円も出したくない、という人は、右の自分の価値は千円以下、と言っているのと同じ、なのです。
あるいは、より左の自分には、千円以上払う価値がある、なのです。
全国津々浦々、日本の金は、左に、流れている、のです。
それで良い日本なんて来る訳ないのに、皆、なんか妄想を信じている、のです。
そんな自分は助かりたい、けど、救急車に金は支払いたくない(でも乗りたいし、貯金もある)のです。
それより、酒、スイーツ、ゲームに使いたい、が、アル中ではなく、ごく普通の一般人というぐらいまで、人間の質が下がった、のです。
