0.5 +0.5=2 | プラクティス

0.5 +0.5=2

0.5 +0.5=2



これから日本は、どんどん貧しくなります。


その理由は、半人前はどこまでも半人前なのと、もう一つは、お一人様が増えるから、です。



アメリカの都心では、一人では家賃を払えないので、知らない人とルームシェアとかするのですが、これは逆に言うと、二人で負担すれば払える、ということです。


つまり、二人だと、一人では出来ないことが、出来るようになる、のです。


でも日本は、これと逆の方向へ行っています。



逆に言うと、それくらいには金がある、のです。


アメリカなんて全然ない、のです。



で、もう一つ、半人前ですが、半人前は半人前なのです。


なのに給料は一人前を当たり前のように貰おうとします。


差し出がましいというか、厚かましいというか、みんなそうなのです。



たとえばお寿司の場合、何年も修行しろとは言いませんが、何も出来ないのに一丁前の給料を当然のように貰うのは、心が壊れている、のです。


技能とか、そういう問題ではない、のです。


良心が無い、のです。


サッカーで言うと、明らかにチームの足手纏いなのに、全然気にしない、みたいなことなのです。


そういう人は、どのチームに行っても、違う競技に転向しても、足手纏い、なのです。



で、お一人様と、良心が無い、のは、自分さえ良ければ良い、ということですから、どうしようもないとして、半人前は何とかする手があって、それが、


0.5 +0.5=2


です。


たとえば、

料理100点 接客0点

料理0点 接客100点

という男女が居たとして、この一人一人だと自分の店をやっていけなくても、

2人でやって、役割分担したら、


料理100点 接客100点


の店が出来上がる、のです。



ただ、その場合、自分の分野を偉ぶらない、自分の分野以外を馬鹿にしない、そして感謝する心、が必要なのです。


すると、半人前(一人では、料理、接客の両方が出来ない)同士でも、一人前+一人前=二人前の仕事が出来る、のです。



たとえば、この二人は二人ともシンガーソングライターではない、のです。


一人でやろうとする現代人は、この力が使えない、のです。


このボーカル、このギターが、一人で何とかしようとしてたら、成功なく、貧乏で終わった、のです。



そして、その道を多くの日本人が歩もうとしている、のです。