先を見据えた行動を

唐突ですが、私の夢の1つは、これ。
泳げない人を泳げるようにすること。
昨年は、実際に、1日でバタフライを泳げるようになった人が、多数。
この前も、半世紀ぶりに水泳をしている女性にクイックターンを教えたら、あっさり出来るようになりました。
3回目の成人式を迎えてる女性達は、今日も元気で、スタイルが良い。
ええこっちゃ、ええこっちゃ。
o(^^o)(o^^)o
もうね、50歳もこえたら、一番必要なのは、厚化粧ではなくて、不自由な体でもなくて、健康な体、引き締まった体、スタイルが良い体、背筋が伸びた体、肩こりのない体、基礎代謝が上がって太りにくい体、風邪知らずな体、むくみがない体、冷え性じゃない体、とにもかくにも体です。
もちろん、40代、30代、20代でも体が大事なのは、言うまでもありません。
この大事な体を鍛えるのには、水泳が一番です。
ただ水に浮かんでいるだけで、重力から解放されてリラックスできますし、
泳げるようになったら、イルカと一緒に泳いだり、ドーバー海峡だって渡れちゃう。
ドーバーばばぁ (新潮文庫)

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家族の看護や介護を抱える54歳から67歳の普通の主婦6人が、イギリスからフランスへ渡るドーバー海峡リレー横断泳に挑戦した。市民プールで毎日学生並みの練習メニューをこなすパワフルなおばちゃんたちの豪快な生き様。年齢の壁を破り、仲間とともに「いま」という青春を突っ走るおばちゃんたちの汗と涙の痛快冒険録。
私は,100歳 世界最高の現役スイマー

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何歳になっても、一生懸命が元気ハツラツの素。
生きる喜びを感じるために目標を立てる。
ほどほどの緊張感を保ち続ければ、ボケない。
水泳を始めたのは80歳。今も世界記録を次々と打ち立てているスーパーおばあちゃんのチャレンジ人生に学べ!
こんな風に、100歳になっても泳げます。
現代の日本人は、目先のことだけ見て、年金やら世間体だけ気にして右往左往しています。
が、大事なのはそういう目先のことに流されるのではなくて、先を見据えて行動することです。
プラクティス式、カナヅチ克服スイミングスクールは、
50歳からの50年、
50歳から100歳までを見据えて、開催しています。
50歳から100歳なんて、若い人は自分には関係ないと思うかもしれませんが、平均寿命は年々、伸びて平均したら80歳とかで、平均と言う事は若くして亡くなっている人も含めての平均ですから、もっと長生きする人は沢山いるってことです。
人間、誰しも年をとりますから、この話が無関係な人など居ないのです。
虫歯のケアのように、若い時からの心がけが大切です。
これを踏まえて、
あなたは、50歳からの50年、どちらか選べるとしたら、どっちが良いですか。
顔と世間体を気にして、病気持ちの不自由な体。
顔や世間体は気にせず、病気知らずの自由に動ける体。
70歳からの30年なら、どちらが良いでしょう。
お金は人より沢山あるけど、寝たきりの体。
お金は暮らせてけるくらいだけど、病気知らずの自由に動ける体。
みんなお金や世間体を盲目的に追いかけていますが、世の中にはお金や世間体より大事な資本「体」があり、それはもうみんながみんな持っているのです。

最近では、日本も高齢化社会になり、長生きしたい、とか、病気になりたくない、とか、もしものために保険に入ろう、とか、そういうことを耳にします。
アンチエイジングなんかもそうですが、「老化を避けよう」というマインドなのです。
しかし、こういうマインドが、皮肉なことに、老化を加速させるのです。
(だから、化粧品会社や、アンチエイジングを売りにしている人、健康食品会社は、儲かります)
嘘だと思ったら、元気なおばあちゃんを見てみましょう。
元気なおばあちゃんは、老化を避けるのではなく、老化を気にせず動き回るので、首から下が元気です。
一方、首から上だけ若く見せようとする人は、足腰から弱るので、腰が曲がったり、太って膝を悪くしたり、自分が良いと思う服が着れなくなったり、たった一駅も歩けなくなったりで、ある時から、一気に老け込むのです。
「老化を避けよう」 → 「体を動かすのは控えよう」 → 「足腰弱る」(体は太る) → 「老化」(病気)
と、こういう訳です。
こういう人が、化粧品や健康食品やクスリで何とかなる、訳がないでしょう。原因は運動不足なのですから。
あの世界的なスキーヤーの三浦さんだって、引退して家でゴロゴロしてたら、裏山も登れないくらい足腰が弱って病気になったそうですから、いわんや、一般人をや、です。
ですから、肝心要の足腰を疎かにして、保険や病気や長生きの心配をしている場合ではないのです。
それは、飲み屋で政治などの先行きを不安がっているサラリーマンが、今月のノルマの心配をしないで、年金や病気や長生きの心配をするようなものです。
わざわざ具体的に言うと、政治の前に自分のノルマ、年金の前に自分のノルマ、病気や長生きの心配の前に、自分のノルマ、と言うことです。
同じように、
長生きしたいなら「運動」、病気になりたくないなら「運動」、もしものために保険に入る以前に「運動」なのです。

「水泳」は、テレビでやっているのが競泳ばかりなので、誤解している人が多いのですが、あんな風に飛ばさなければ、激しい運動ではありません。
それどころか、浮力があるので、腰や膝の負担が減り、リハビリにも用いられるほど、楽に出来る運動なのです。
世界には、美しい泳ぎに憧れて、93歳から水泳に挑戦する男性がいます。
・女性にオススメ「美しいクロール」
・93歳から水泳に挑戦している男性
たとえ、93歳から挑戦しても、ここまで泳げるようになるのです。
このブログを見ている読者で、93歳以上でカナヅチですなんて人は居ないでしょう。
だから、出来ないことや、年齢を言い訳にして、怠ける(運動しない)ことを止めることです。
何故ならば、自分の体のために、運動することが、未来の自分を楽に豊かにすることに他ならないからです。
そして、やってみて、泳げるようになれば、夏なんてこんなに気持ちいいのに、「自分はなぜやらなかったのか?」と不思議に思えるようになります。

うつくしいクロール

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