磨いてないところを磨きなさい | プラクティス

磨いてないところを磨きなさい

女性の自分磨きの話。

女性の自分磨きで、気になった点があったので、書いておきます。

まず、下の写真をご覧ください。





仮に、彼女が、好きな人とうまくいかないとか、忘れ物が多いとか、よく眠れない、とかだとします。


その場合、彼女の自分磨きする点は、以下のどれでしょう。

エステに通う。

資格をとる。

メイクをうまくなる。

流行の服を着る。

紅茶の入れ方を勉強する。

さて、どれでしょうか。


どれも違いますね。

でも、彼女は、そういうことをやりたがるでしょう。

そういうことをやりたがるから、こういう部屋なのです。


このように、女性が自分磨きをすると、磨きやすいところだけやる傾向があります。

部屋で言うと、掃除しやすいところを掃除して、終わり、みたいな。

しかし、磨きやすいところは、もう磨かれているのです。

リビングの窓がピカピカで、それを磨くのが楽しいからともう1度、磨いてもあまり効果はありません。

それより、台所の水回りを磨いた方が、全体として、ピカピカになり、磨いたことになるのです。


服装で言えば、ブランドのワンピースに、ボロボロの長靴とかって、おかしいのです。

何がおかしいのかと言えば、ボロボロの長靴です。

いくら、ワンピースが綺麗でも、ボロボロの長靴で台無しになります。

この人が、自分磨きで磨くべきところは、靴です。

靴をピカピカにすれば、全体が、ものすごく良くなります。

でも、「わたしは靴はいいの、それよりワンピースに凝りたい」とか言う人が多いのです。

「そんな人、居ない」と思う人のために、ワンピースは「服装」、靴は「言葉遣い」の比喩だとしたら、どうでしょうか。

これだったら、確かに居るでしょう。

「わたしは言葉遣いはいいの、それより服装に凝りたい」みたいな。

これは端から見ると、ブランドのワンピースに、ボロボロの長靴をはくのと同じ、です。


自分磨きは、掃除みたいなもので、磨くものです。

磨くということは、磨いてないところを磨くわけです。

それは、トイレ掃除だったり、換気扇周りだったり、です。

リビングが好きだからリビングだけ掃除するというのは、ワンピースだけ洗濯するようなものです。

ワンピースを洗濯しても、靴が汚かったら、結果的に、自分磨きにならないのです。


すなわち、自分磨きとは、汚いところを磨くのです。


部屋が汚いとか、言葉遣いが汚いとか、立ち振る舞いが汚いとか、料理の盛りつけが汚いとか、字が汚いとか、そういうところを磨くと魅力がぐんぐんアップします。


一方、他が良くても、写真のように部屋が汚いとか、

可愛いのに、言葉遣いが汚いとか、

美人なのに、立ち振る舞いが汚いとか、

味は悪くないのに、料理の盛りつけが汚いとか、

気持ちはあっても、字が汚いとか、

これらで、ガクンと魅力が落ちてしまいます。


しかし、これらはちょっと気をつけて練習すれば、半年もかからずに、そこそこ出来るようになります。

そこそこと言っても、周りは全然なのですから、その差は歴然です。

他の女子は、自分の得意なことしかしてませんから、この記事を読んだ女子は、他の女子に大差をつける大チャンスです。

自分磨きとは、汚いところを磨くこと。

これを意識して生活するだけで、能力は向上するし、運は良くなるし、異性にはモテるし、会社には必要とされるしで、

女子力を超えた、人間力がついてきます。


ペタしてね

わたしのウチには、なんにもない。 「物を捨てたい病」を発症し、今現在に至ります

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