種を蒔いてない人の収穫の時期

Q.
種を蒔いてない人の収穫の時期はいつ来ますか?
A.
来ません、ありません、ありえません。
「いつか来る」と思っているなら「妄想」です。

・解説
最近、種を蒔いてないのに、収穫のことばかり考えている人が増えてます。
話を聞くと、「収穫するのが夢」だそうです。
収穫は人によって、車やら、家やら、恋人やら、お金やら、就職やら、転職やら、引き締まったカラダなど色々です。
で、「どれくらい種を蒔いてきたの?」と聞くと、だいたい、黙るか、誤摩化すか、逃げます。
逃げても良いのです、収穫を望まないなら。
でも、「収穫するのが夢」だそうです。
この精神病は、当人がかなり強く意識しない限り一生、治りません。
なぜなら、「自分が精神病だ」という自覚が無いからです。
一つや二つ、三つの種を蒔いて、庭一面のバラを期待するのは、どうかしています。
実際は、一つ植えると1つの花。二つ植えると2つの花。三つ植えると3つの花というように、種を蒔いた数に応じて、花が咲くのです。
もし、自分の庭に100本のバラが欲しかったら、100以上の種まきが必要となります。
これは、事実であり、論を俟たないことです。
どうしても理解できない人は、植木鉢に土を入れて、種を蒔かずに「バラが咲いた!」とか思い続けて待ち続けてみましょう。
いつか目が覚めるかもしれません。
もし、目が覚めないとすると、広義の意味での精神病と言えます。
でも、そういう人が最近、増えているのです。
その見分け方は、「どれくらい種を蒔いてきたの?」と聞いた時に、黙るか、誤摩化すか、逃げるかどうか、です。
あるいは、一つの種まきに、1つの花ではなく、10とか100とか1000とか期待しているかどうか、です。
こういう人は、残念なことに現代日本でも、少なくありません。
欲に目がくらんみすぎて、
「一つや二つ、三つの種を蒔いたぐらいで、庭一面のバラを期待するのは、どうかしている」
ということが、わからない。
たとえ、一流大学を出ていても、難関資格をパスしていても、です。
一生、目が覚めない人も何百万人も居ます。

Q.
種を蒔いてない人の収穫の時期はいつ来ますか?
A.
来ません、ありません、ありえません。
「いつか来る」と思っているなら「妄想」です。

「運やツキの秘密」