最高の人生の見つけ方 | プラクティス

最高の人生の見つけ方

映画「ショーシャンクの空に」に続く、オススメ映画の紹介。

「最高の人生の見つけ方」

原題は、「The Bucket List」。

「The Bucket List」の「Bucket」とは、スラングで「棺おけ」のことで、「The Bucket List」とは、臨終際に後悔しないようにやっておくことリスト、みたいな感じです。

ですから、本当は、「最高の人生の終わり方」の方が適切なのですが、「よく死ぬことはよく生きること」でもあるので、邦題は、「最高の人生の見つけ方」となっています。


人は、死に間際に、「大金」とか「出世」とか「ダイヤの指輪」などを、まぁ望みません。

「車」や「家」や「バーゲン」も、望まないでしょう。

臨終際は、この世の洗脳が薄くなるので、欲しいと思わさせられていた物に興味が無くなっていくからです。

その代わり、他人にとっては取るに足らないことでも、自分は本当はこれをしたかったと言うものが見えてきたりします。


この、他人にとっては取るに足らないこと。

でも、自分はやらなかったら臨終際に後悔すること。


これが、死を目の前にすると、見えてくるのです。


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人は、いつまでも、いつまでも、若い訳ではありません。

いつまでも自由自在に動ける訳でもありません。

この映画の主人公達は、気がついた時に運動できる体がありましたが、これがもっと遅かったら、最高の人生の見つけることなく人生が終わっていた可能性が大なのです。

この映画の主人公達は、男性なので、女性には共感しにくい夢も沢山あります。

しかし、本質は一緒で、女性なら女性の「臨終際に後悔しないようにやっておくことリスト」があるはずです。
(女性目線なら女性がやりたいことを書く「ニューイヤーズ・イブ」が共感しやすいでしょう)


そして、ここでの最重要ポイントは、他人にとっては取るに足らないことで良い、ということです。

むしろ、そっちの方が良い。


このことに深く納得するのに、映画の主人公達は「余命6ヶ月」という宣告が必要でした。

でも、観ている我々は、実際に「余命6ヶ月」にならなくても、そうなったらどうしようと想像してみるだけで良いのです。

動けるうちに、やがて動けなくなることを想像しておくことは、先延ばしをしたがる日本人にはとても有効です。

なぜなら、誰でも例外なく、どんなにアンチエイジングしても、そうなる日は来るから、です。

しかも、意外と早く来ます。


この映画は、最高の人生の見つけることなく人生が終わっていた2人が、死を見つめることによって、かえって、生が輝くことを教えてくれます。


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