努力はいらない 努力じゃ足りない | プラクティス

努力はいらない 努力じゃ足りない



これからの時代は、成功するのに努力は要らなくなります。

もっと言えば、努力じゃ足りなくなります。

これはエネルギーで言うと、車にガソリンが要らなくなるようなものです。


そして、その替わりに、車で言うと電気というエネルギーが必要になるのです。


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いま、車はハイブリッド車が増えています。

そして、人間の社会も同じように、ハイブリッドが求められるのです。

言ってみれば、肉体的な努力と、精神的なクリエイティブ、この2つが必要なのです。

そして、時代は、どんどん肉体的な努力を必要としなくなってきています。

たとえば、農家などではヘリコプターで農薬をまいたり、介護の現場ではパワードスーツが導入されたり、重い荷物も通販で買って送ってもらえるようになってきています。

肉体的な努力は、どんどん機械に置き換わってきたのです。

そういう時代に、肉体的な努力だけで機械に対抗するには、車で言うと、昔の車なみに燃費が悪いのです。

そこに、精神的なクリエイティブが求められるようになってきたのです。


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では、精神的なクリエイティブは、どうやったら育まれるでしょうか。

それは、自分から作りたいものを作っている時です。

この自分からというのが重要で、人にやらされてやる、のでは駄目なのです。

それでは、言われたことをただやるだけで、精神的なクリエイティブはゼロになってしまうからです。

昔はそれでも良かったのですが、これからは肉体的な努力だけでは、もう足りないのです。

肉体的な努力だけでは、燃費が悪く、さらに年をとるとこなせなくなってしまうからです。


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日本では、いまだに「やる気」というと、肉体的な努力をすることみたいな風潮があります。

繰り返しますが、これからは、それじゃ足りないのです。

言われたことをこなす「やる気」は、やる気があるようで、精神的なクリエイティブはゼロです。

しかし、これから求められるのは、精神的なクリエイティブなのです。

精神的なクリエイティブとは、自分から作りたいものを作っているです。

ですから、これから「やる気がある」と言う場合。

何か見せられるものが出来てないと、嘘になってしまうのです。

これまでのように、金をもらえるなら絵を描くけど、もらえないなら描かないみたいな人は、これからはもう「やる気がない」と見なされるのです。


で、それとは逆に、好きで絵を描いているうちに画像投稿サイトで人気になったとか、好きでラインのスタンプを描いたら当たったとか、お金に拘らず、自分から作りたいものを作っている人が、もてはやされるようになってきています。


これは、ものすごいパラダイムシフトで、これまでなら「そんな金にならないことに精を出して」みたいに言われてた人が人気者になり、お金がもらえないならやらない人はどんどん先細りになるという事態が、やってきたのです。


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努力じゃ足らないをもっと解りやすく言うと、

映画、釣りバカ日誌の釣り名人の主人公です。

この主人公は、仕事はできないのですが、愛嬌と釣りに関する腕はピカイチなのです。

こういう人は、今の時代、人気者になる可能性を大いに秘めています。

一方、釣りメーカーで努めて、土日には釣りしないみたいな人は、どんどん先細っていくのです。

なぜなら、釣りに対しての愛が希薄だからです。

後者は、平日に釣りの仕事をして、努力していると思いますが、努力じゃ足らないのです。


映画、釣りバカ日誌の釣り名人の主人公は、月火水木金土日、全て釣りでも構わないのです。

そして愛嬌がある(なきゃサービス業失格なので、お金にはなりません)。

こういう人が、これからもてはやされるのです。

なぜなら、そこまで釣り好きの人が選ぶ道具を知りたくありませんか。そこまで釣り好きの人に習いたくありませんか。

リアル社会で言うなら、魚について知る必要がある時、誰でも選べるなら、ストアの店員より、サカナくんにいろいろ教わりたいでしょう。

精神的なクリエイティブとは、そういうことです。

努力はいらないし、努力じゃ足りないのです。


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