わかんないことは幸せだ | プラクティス

わかんないことは幸せだ

誰もが高校3年生の夏休み」のつづき。

上記の話が、ピンとこない人は、ある意味、とても幸せだと思う。


なぜなら、「失ったことが無い」からだ。


おそらく、今年も、甲子園球児が泣くだろう。

来年は、受験で失敗した子が、泣くだろう。


男は泣くなとか、そんな小さなことで泣くなんてとか、世間は言うだろうが、これは泣くこと=悪いことみたいな誤った常識だ。

泣くこと=悪いことは、例えば、夜が怖くて泣くとか、注射で泣くとか、議会で自身の不正を詰め寄られて泣くとか、そういうことで泣くのが悪いことであって、全力でぶつかっていって力及ばず、悔し涙を流すことは、悪いことではない。

むしろ、甲子園で惜敗して、ヘラヘラ笑える子の方が、どうかしている。

受験でも、甲子園でも、泣けるのは、それだけ真剣に打ち込んできたということ。


こうしてみると、泣けない大人の方がおかしい、と言えないだろうか。

それは、真剣に何かに打ち込んでいないことの裏返しではないだろうか。


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