運勢を悪くする方法 | プラクティス

運勢を悪くする方法




本当に運を良くする方法とは、何でしょうか。

巷で言われているものは、嘘八百が少なくないので、書いておきます。


まず、嘘八百の見分け方ですが、「止まるもの」「止まっているもの」は嘘だと思いましょう。

運勢とは、運ぶ勢いです。

勢いがある会社、勢いがあるチーム、勢いに乗っている人、これらはどれも運勢が良い。

何故なら、運ぶ勢いがあるから、です。

ワールドカップで言うなら、果敢にドリブルをして、速いパスをして、何度でもシュートするチームが運勢の良いチームだと言うことです。

逆に、足を止める、ボールが止まっている、シュートを外すのが怖いからシュートをしない、こういうのは、誰が観ても、運勢が悪いチームでしょう。


運勢が良い人は、次から次へタスクをこなしますし、

運勢が悪い人は、とにかく止まろうとします。

周りをよく見てもらえば、事実そうなのが、わかるでしょう。


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ワールドカップで、すぐに足を止めようとする選手が居たらどうでしょう。

会社でも同様に、すぐに手を止めようとする社員が居たらどうでしょう。

そういう人には、「退場」が待っています。

社会は、動く場であって、止まる場ではないからです。


よく、ドラマやらアニメやらマンガの見すぎで、運命的な出会いを期待する人が絶えませんが、よく考えてみましょう。

寝転がって、TV見たり、携帯をいじっている、その姿のどこに惚れろと言うのでしょうか。

それって、イチロー選手でも、エグザエルの誰かでも、あなたが好きな芸能人でも、不可能です。

野球しないイチロー、踊らないで家でネットばかりしてるエグザエル、そういう姿に惚れようがないのです。

ダルそうに踊るAKB48、すぐ足を止めるモモクロ、何でも良いですが、惚れる人なんていないでしょう。

で、芸能人でさえ、こうなのですから、いわんやゴロゴロしている一般人に惚れる人なんて居ないのです。


「チャームポイントは、家でゴロゴロして運命の出会いを期待することです」

と言って、「なんてステキ! 付き合って!」という異性は現れないのです。


これは、辛口とか厳しいとかそういう話ではなく、単に、当たり前のことです。

ただ、ありもしない妄想を膨らませる人にとっては、辛口や厳しく感じられてしまうのでしょう。


でも、そういう当人だって、

「チャームポイントは、家でゴロゴロして運命の出会いを期待することです」

と言う人に、惚れないでしょう?

そういう人に自分からコンタクトして、「付き合ってください!」とか言わないでしょう?

他人だって自分と同じ人間ですから、そういうことはしないのです。


仮に、「チャームポイントは、家でゴロゴロして運命の出会いを期待することです」と言う人が、

パワーストーンや、幸運の財布や、キラキラのレアカードや、そういう幸運グッズを手に入れたからって、何とかなるでしょうか。


毎日、受験勉強をしている高校生が、受験のお守りを持つのはわかります。

それを幸運のお守りと言うのは、自由です。

でも、受験に合格するのは、「毎日、受験勉強をしている」という点が要(かなめ)なのです。

毎日、ろくに勉強もしない受験生が、幸運のお守りを持つと、一体、何が幸運なのでしょう。

それを持ったことで安心して勉強しないのなら、それはむしろ不幸のお守りではないでしょうか。


交通安全のお守りをつけたドライバーが、これがあるから大丈夫と高をくくって、安全確認をせずに、車線変更をして隣の車と接触してしまった場合、そのお守りの効果は、逆効果になってしまうのです。


運勢が悪い人は、とにかく止まろうとします。

止まろうとは、動かなくて良いやと勝手に決めてしまうのです。


これが、仕事なら、必要なプロセスを省いてミスしたり、

これが、人間関係なら、挨拶とか連絡はやらなくて良いやとか勝手に決めて、やらないのです。

受験なら、これくらいやっておけば良いだろう、ですし、車なら、この道は人が少ないから左右は見なくて良いだろう、みたいなことなのです。


で、事あるごとに失敗ばかり、上手くいかない人生になってしまうのです。


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上記では、結果として、失敗ばかりで上手くいかないと書きました。

が、それは結果で、原因は、動かなくて良いやと勝手に決めてしまう自分自身にあったのです。


合格点が80点で、自分の今の実力が60点の時に、

自分はよくやったから、これくらいで良いやと思ったら、

それは、不合格、失敗を呼び寄せているのと同じなのです。


自分自身が、確実に、不幸を引き寄せているのです。


そもそも、本当の不運とは、合格点が80点で、自分の実力が模試で90点に到達して、それでも落ちてしまったのを、運が悪いと言います。

合格点が80点で、自分の今の実力が60点の時に、いくら落ちたって、それは不幸でも、落ち込むべきことでも何でもないのです。

単に、当たり前のことです。


ろくに挨拶も出来ない人が、人脈に恵まれなくても、それは不幸でも、落ち込むべきことでも何でもないのと一緒です。

単に、当たり前のことです。


単に、自分自身が、確実に、不幸を引き寄せているだけ、です。


勉強しない人が、ありとあらゆる大学を受験して、その全てに落ちても、何も悲観することはないのです。

なぜなら、単に、当たり前のことだからです。


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仮に、自分はどうしても運勢を悪くしたいと言う人が居たとしましょう。

その人のアドバイスは、簡単です。


運勢が悪い人は、とにかく止まろうとしますから、止まれば良いのです。

これで、確実に、運勢は落ちます。

飛ぶ鳥が落ちる勢いで、運勢は落ちるのです。


では、逆に、運勢が悪い人が、運勢を良くするにはどうしたら良いでしょう。

これも簡単です。


運勢が悪い人は、とにかく止まろうとしますから、動けば良いのです。

ともかく動けば、運勢は上がります。

何故なら、運勢とは、運ぶ勢いだからです。


で、勢いがついたら、そこからず~っと止まらずに動くのです。

そうすることで、運勢はどんどん、どんどん良くなっていくのです。


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