ギブはどこへ消えた!?
何か取引をする場合、何かを与えて、何かを得ます。
これを「ギブ アンド テイク」と言います。
あなたが何かを与える換りに、あいてが何かをくれるのです。
最近は、お金に洗脳されている人が多すぎて、このことを忘れている人が多いのですが、お金はもともと、この「ギブ アンド テイク」をより効率的にするために生まれたことをしっかり押さえてください。
よろしいでしょうか。
これがしっかり理解できたら、あなたが欲しいものは、あなたが何かを与えた交換でないと得られないことが、よくわかるハズです。
たとえば、誰かに車で送っていってもらいたい場合。
自分で作った米を1キロあげるかわりに、送迎サービスを得られるのです。
逆も、またしかりで、車で送ると、米が1キロもらえるのです。
もちろん、人によって米なら2キロだけど、野菜なら500gでも良いとかあると思います。
たまには、ついでだから無料で良い場合もあるでしょう。
しかし、ず~っと無料でという訳にはいかないでしょう。
それは、とても厚かましいことで、間違いなく嫌われます。
原則は、「ギブ アンド テイク」です。

以上を踏まえて、夢を考えてみてください。
多くの人は、「テイク」ばかりで、「ギブ」が無いのです。
「ギブ」が無ければ、「ギブ アンド テイク」は成り立ちません。
「ギブ」と「テイク」は、2つでワンセットだからです。
こんなことをいちいち説明する必要があるのかと、顔をしかめる人も居るでしょう。
でも、その必要があるのです。
何故なら、こんな簡単なことでも、理解してない人が意外と多いのです。
そういう人の頭の中では、「世の中は、テイク アンド テイク」になっています。
いかに、テイクするかの奪い合い。
よくある夢、家にしても、車にしても、「テイク アンド テイク」で、頂こうという腹積もりなのです。
「ギブ」、「与える」とか、「お金を払う」という発想が無いのです。
与えないで得たい、無料で得たい、宝くじか何かであぶく銭を得て(つまり、自分は生産活動をしないで(=与えないで))買いたいのです。
すっごいくらいに、「ギブ」、「与える」気が無いのです。

大工さんが何日もかけて建てた家。
銀行に借金をして35年ローンで建てた家。
デザイナーが心血を注いで最新のテクノロジーで作った車。
原価だけでも200万以上する車。
これらを「空気と交換してくれ」と言ったら、ぶっ飛ばされるでしょう。
厚かましいのもさることながら、欲しいものに対する尊敬の念も無いのです。
作ってくれた人に対する感謝、対価、そういうものが無いのです。
ただ口先だけで「ありがとう」と涙でもすれば、それで感謝をしたことになると思っています。
それを親にでも「与えよう」ものなら、何て自分は「与えて」優しいんだと惚れ惚れするのです。
自分は大して働かないで、美味しいとこどり、良い役回りだけしたいのです。
いやいやいや、この家は材料費だけでも2000万円。
この車は原価だけでも200万円。
ですから、当然、あなたの持っている何かと交換でしょう、と言っても通じないのです。
それが、「テイク アンド テイク」マインドの特徴です。
すっごいくらいに、何を「ギブ」、「与える」のかが無いのです。

「ギブ アンド テイク」は、まず「ギブ」があって、その後に「テイク」です。
「テイク アンド テイク」は問題外にしても、「テイク アンド ギブ」を求める人もとても多いのです。
でも、世の中をよく見てみましょう。
村上春樹は、まず、質の高い本をリリースするから、その対価として、お金を受け取るのです。
まず、自分を作家やらアーチストとして認めてくれたら、本を書くという順番ではないのです。
いわんや、生活を保障してくれたら、本を書くという順番でもありません。
そんな「テイク アンド ギブ」は、成り立たないのです。
給料だって、労働を与えてから、その後に給料です。
まず前借させてくれたら働く、みたいなことは、通用しないのです。
これを踏まえて、もう一度、夢を確認してみましょう。
そこに家やら、車やら、海外旅行やら、欲しいものがある場合。
「ギブ アンド テイク」ですから、先に「ギブ」、「与える」が必要です。
「ギブ」、「与える」が難しかったら、等価交換する何かが必要だってことです。
あまり難しく考えず、「空気と交換してくれ」と言ったら、ぶっ飛ばされるくらいの想像力があればOKです。
「空気」(無料)でなくて、何と交換するか、です。
お金を介在させると、自分の何かを「ギブ」、「与える」という点がボヤけてしまうので、お金以外で、何を「ギブ」、「与える」か、しっかり考えることです。

具体例として、実際に卵でピカソを買った人がいます。
卵でピカソを買った男 「エッグ・キング」

¥1,620
Amazon.co.jp
卵、億千万と、ピカソの絵を交換した訳です。
卵、億千万が「ギブ」、ピカソの絵が「テイク」です。
既に、商売をしてたり、スキルを提供したり、自分の何かがある場合。
「ギブ」、「与える」とは、その数や質を高めることです。
もし、そういうものが無い場合。
スキルを磨くことです。
まずいラーメンでは、何杯作っても赤字になるだけだからです。
下手な絵でも、音痴な歌でも、感じが悪い接客でも、与えられた方は、怒ります。
当然、交渉決裂です。
それでは、「ギブ アンド テイク」が成立しませんから、要求されるレベルまで高めることです。
仮に、三千万円の家だか車だかが欲しい場合。
営業でも、製造でも、販売でも、1つ売ると税引き後の利益が1000円なら、
30000000÷1000=のべ30000人に売れば良いのです。
3万人と言うと途方もない数だと思う人は、10年ローンにしてみましょう。
すると、3万人を10年で集めれば良いのですから、1年に3000人です。
それって、ざっくりひと月に300人。1日に10人です。
税引き後の利益が1000円のものを1日に10人。
これなら、何とかなるでしょう。
これで、ワクワクしない。
これでも、やる気が出ない場合は、大して欲しくないってことです。
あるいは、それでも、タダで欲しいと願うのは、願いじゃなく強奪。
健全な「ギブ アンド テイク」じゃなくて、
末期ガン的な「テイク アンド テイク」マインドです。
もう手の施しようがないくらいに、何を「ギブ」、「与える」のかが無いのです。

今回の話は、難しいかもしれませんが、以下だけ覚えておきましょう。
世の中は、「ギブ アンド テイク」。
(自分の思いというような)「空気と交換してくれ」と言ったら、ぶっ飛ばされる。
この2点です。
ラーメン屋のお会計で、どんなに感謝しても、どんなに褒め称えても、どんなに思い入れがあっても、どんなに愛していても、「テイク」だけして帰ったら、捕まるのです。
自分の思いというような空気と交換してくれと言ったら、ぶっ飛ばされるし、相手を馬鹿にしているし、それで帰ったら犯罪者なのです。
で、ここで汚い奴は、「世の中、金か」みたいな狡猾な言い訳を使うのですが、残念、「金」ではありません。「ギブ アンド テイク」です。
自分は何も出さないで、他人から奪うだけ奪う。
その根性が、腐っているということです。
共感してくれ(テイク)。
わかってほしい(テイク)。
絆が欲しい(テイク)。
恋人が欲しい(テイク)。
仕事が欲しい(テイク)。
あれして欲しい(テイク)。
これが欲しい(テイク)。
とにかく、自分は何も出さないで、他人から取るだけ取りたい。
すっごいくらいに、「ギブ」が無い。
これが、「テイク アンド テイク」マインドの特徴。
一体、「ギブ」はどこへ消えた!?


これを「ギブ アンド テイク」と言います。
あなたが何かを与える換りに、あいてが何かをくれるのです。
最近は、お金に洗脳されている人が多すぎて、このことを忘れている人が多いのですが、お金はもともと、この「ギブ アンド テイク」をより効率的にするために生まれたことをしっかり押さえてください。
よろしいでしょうか。
これがしっかり理解できたら、あなたが欲しいものは、あなたが何かを与えた交換でないと得られないことが、よくわかるハズです。
たとえば、誰かに車で送っていってもらいたい場合。
自分で作った米を1キロあげるかわりに、送迎サービスを得られるのです。
逆も、またしかりで、車で送ると、米が1キロもらえるのです。
もちろん、人によって米なら2キロだけど、野菜なら500gでも良いとかあると思います。
たまには、ついでだから無料で良い場合もあるでしょう。
しかし、ず~っと無料でという訳にはいかないでしょう。
それは、とても厚かましいことで、間違いなく嫌われます。
原則は、「ギブ アンド テイク」です。

以上を踏まえて、夢を考えてみてください。
多くの人は、「テイク」ばかりで、「ギブ」が無いのです。
「ギブ」が無ければ、「ギブ アンド テイク」は成り立ちません。
「ギブ」と「テイク」は、2つでワンセットだからです。
こんなことをいちいち説明する必要があるのかと、顔をしかめる人も居るでしょう。
でも、その必要があるのです。
何故なら、こんな簡単なことでも、理解してない人が意外と多いのです。
そういう人の頭の中では、「世の中は、テイク アンド テイク」になっています。
いかに、テイクするかの奪い合い。
よくある夢、家にしても、車にしても、「テイク アンド テイク」で、頂こうという腹積もりなのです。
「ギブ」、「与える」とか、「お金を払う」という発想が無いのです。
与えないで得たい、無料で得たい、宝くじか何かであぶく銭を得て(つまり、自分は生産活動をしないで(=与えないで))買いたいのです。
すっごいくらいに、「ギブ」、「与える」気が無いのです。

大工さんが何日もかけて建てた家。
銀行に借金をして35年ローンで建てた家。
デザイナーが心血を注いで最新のテクノロジーで作った車。
原価だけでも200万以上する車。
これらを「空気と交換してくれ」と言ったら、ぶっ飛ばされるでしょう。
厚かましいのもさることながら、欲しいものに対する尊敬の念も無いのです。
作ってくれた人に対する感謝、対価、そういうものが無いのです。
ただ口先だけで「ありがとう」と涙でもすれば、それで感謝をしたことになると思っています。
それを親にでも「与えよう」ものなら、何て自分は「与えて」優しいんだと惚れ惚れするのです。
自分は大して働かないで、美味しいとこどり、良い役回りだけしたいのです。
いやいやいや、この家は材料費だけでも2000万円。
この車は原価だけでも200万円。
ですから、当然、あなたの持っている何かと交換でしょう、と言っても通じないのです。
それが、「テイク アンド テイク」マインドの特徴です。
すっごいくらいに、何を「ギブ」、「与える」のかが無いのです。

「ギブ アンド テイク」は、まず「ギブ」があって、その後に「テイク」です。
「テイク アンド テイク」は問題外にしても、「テイク アンド ギブ」を求める人もとても多いのです。
でも、世の中をよく見てみましょう。
村上春樹は、まず、質の高い本をリリースするから、その対価として、お金を受け取るのです。
まず、自分を作家やらアーチストとして認めてくれたら、本を書くという順番ではないのです。
いわんや、生活を保障してくれたら、本を書くという順番でもありません。
そんな「テイク アンド ギブ」は、成り立たないのです。
給料だって、労働を与えてから、その後に給料です。
まず前借させてくれたら働く、みたいなことは、通用しないのです。
これを踏まえて、もう一度、夢を確認してみましょう。
そこに家やら、車やら、海外旅行やら、欲しいものがある場合。
「ギブ アンド テイク」ですから、先に「ギブ」、「与える」が必要です。
「ギブ」、「与える」が難しかったら、等価交換する何かが必要だってことです。
あまり難しく考えず、「空気と交換してくれ」と言ったら、ぶっ飛ばされるくらいの想像力があればOKです。
「空気」(無料)でなくて、何と交換するか、です。
お金を介在させると、自分の何かを「ギブ」、「与える」という点がボヤけてしまうので、お金以外で、何を「ギブ」、「与える」か、しっかり考えることです。

具体例として、実際に卵でピカソを買った人がいます。
卵でピカソを買った男 「エッグ・キング」

¥1,620
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卵、億千万と、ピカソの絵を交換した訳です。
卵、億千万が「ギブ」、ピカソの絵が「テイク」です。
既に、商売をしてたり、スキルを提供したり、自分の何かがある場合。
「ギブ」、「与える」とは、その数や質を高めることです。
もし、そういうものが無い場合。
スキルを磨くことです。
まずいラーメンでは、何杯作っても赤字になるだけだからです。
下手な絵でも、音痴な歌でも、感じが悪い接客でも、与えられた方は、怒ります。
当然、交渉決裂です。
それでは、「ギブ アンド テイク」が成立しませんから、要求されるレベルまで高めることです。
仮に、三千万円の家だか車だかが欲しい場合。
営業でも、製造でも、販売でも、1つ売ると税引き後の利益が1000円なら、
30000000÷1000=のべ30000人に売れば良いのです。
3万人と言うと途方もない数だと思う人は、10年ローンにしてみましょう。
すると、3万人を10年で集めれば良いのですから、1年に3000人です。
それって、ざっくりひと月に300人。1日に10人です。
税引き後の利益が1000円のものを1日に10人。
これなら、何とかなるでしょう。
これで、ワクワクしない。
これでも、やる気が出ない場合は、大して欲しくないってことです。
あるいは、それでも、タダで欲しいと願うのは、願いじゃなく強奪。
健全な「ギブ アンド テイク」じゃなくて、
末期ガン的な「テイク アンド テイク」マインドです。
もう手の施しようがないくらいに、何を「ギブ」、「与える」のかが無いのです。

今回の話は、難しいかもしれませんが、以下だけ覚えておきましょう。
世の中は、「ギブ アンド テイク」。
(自分の思いというような)「空気と交換してくれ」と言ったら、ぶっ飛ばされる。
この2点です。
ラーメン屋のお会計で、どんなに感謝しても、どんなに褒め称えても、どんなに思い入れがあっても、どんなに愛していても、「テイク」だけして帰ったら、捕まるのです。
自分の思いというような空気と交換してくれと言ったら、ぶっ飛ばされるし、相手を馬鹿にしているし、それで帰ったら犯罪者なのです。
で、ここで汚い奴は、「世の中、金か」みたいな狡猾な言い訳を使うのですが、残念、「金」ではありません。「ギブ アンド テイク」です。
自分は何も出さないで、他人から奪うだけ奪う。
その根性が、腐っているということです。
共感してくれ(テイク)。
わかってほしい(テイク)。
絆が欲しい(テイク)。
恋人が欲しい(テイク)。
仕事が欲しい(テイク)。
あれして欲しい(テイク)。
これが欲しい(テイク)。
とにかく、自分は何も出さないで、他人から取るだけ取りたい。
すっごいくらいに、「ギブ」が無い。
これが、「テイク アンド テイク」マインドの特徴。
一体、「ギブ」はどこへ消えた!?

