目標には2種類ある
何かをするには、二種類の方法があります。
1つは、ただやること。
もう1つは、目標を持ってやること、です。
前者は、「なりたい」系で、「なる」ことが達成されていて、後は流されるままのパターン。
後者は、「どうなりたい」系で、「なる」なんて単なる通過点の1つに過ぎないパターンです。
で、日本は、「公務員になる」とか、「正社員になる」とか、「声優になる」とか、「お嫁さんになる」とか、「なる」文化なので、「目標がない」、「自分がない」のです。
いちばん解りやすいのが、大学生になる、です。
高校生までは、目標があって、自分もあったのに、大学生になった途端に、夢遊病者のようになってしまう学生は、沢山います。
これは、大学生になることで目標がなくなり、自分がどうしたいのかも、なくなってしまったからです。
これと、会社員なども一緒で、「美容師になる」とか、「漫画家になる」とか、「なりたい」系は、「なる」ことが達成されていてしまうと、モチベーションがなくなってしまうのです。
そして、困ったことに、周りに文句を言うようになります。
大学生なら、勉強したくないから宿題を出す先生に。
会社員なら、働きたくないから仕事しろと言う上司に。
で、ぐちぐち言いながら、自分を誤魔化して過ごすみたいな話なのです。
しか~し、そもそも勉強する気がないのに、大学に入ってくる学生の方が、おかしいのです。
働く気がないのに、職場に入ってくる社員の方が、おかしいのです。
職業は、夢に足り得ません。
大事なのは、「なって、何をするのか」です。
日本には、社長になりたいとか、お金持ちになりたいとか、そういう人は沢山います。
で、社長なんか、なりたいと思った日になれます。
お金も、銀行で限度額まで借りて、翌日に返せば、お金持ち気分を味わえます。
で、その後に、どうするのか、なのです。
ほとんどの人は、何をどうすることも出来ずに、お金を無駄なことに使うか、日々の生活費で消えていくか、どちらにしろ浪費してしまうのです。
これの理由は簡単です。
「なりたい」だけだったのです。
これが会社なら倒産ですし、これが結婚なら離婚です。
ですから、「なりたい」という発想は、かなり危険なのです。
大学生になりたいと言う人と、大学生になってロボットの研究をしたいと言う人は、同じ大学生になっても、やることが違います。
「なりたい」系の人は、ただ言われるがままに単位をこなすだけです。それ以外の勉強なんてしません。
後者のやりたいことがある場合は、単位とは関係なくても、ロボットの研究に必要とあれば、授業を受けるのです。
大学生は授業料を1年に100万円とかかける訳ですから、どちらがお金的にも有効活用しているかは、言うまでもありません。
現代の資格ブーム、お勉強ブームも一緒で、自分が「なりたい」系の場合は、お金は減るだけで、増えません。
なぜなら、たとえ弁護士になっても、営業する気が起こらないから、です。
実際に、看護師の資格をとっても、看護師にならない人は沢山います。
それは、なりたいだけで、毎日、看護をやりたい訳ではなかったのです。
ニートや、バーンアウト、すぐ離婚してしまう人も、なりたい系の末路です。
学生になってみたけど、毎日、勉強したい訳じゃなかった。
社会人になってみたけど、毎日、仕事したい訳じゃなかった。
お嫁さんになってみたけど、毎日、家事したい訳じゃなかった。
それで、すぐ放り投げるか、倒れるまでやってしまうか、どちらにせよ「なりたい」だけだったのです。
五月病は、それが日本全国で一斉におこる現象です。
そうならないためには、文字通り「ならない」ことです。
なりたいを捨てて、(なって)何をしたいかをよく考えることです。
毎日、髪を切りたいという人は、美容師に向いてます。
毎日、勉強したいという人は、学生に向いています。
なりたいだけの人は、美容師にも、学生にも、社長にも、お金持ちにも、どんなものにも向いていません。
大事なのは、なってどうするのか、です。
それが無ければ、ただなりたいだけだった、という危険性が大です。
「誰もが自分のゴールを達成できる」


1つは、ただやること。
もう1つは、目標を持ってやること、です。
前者は、「なりたい」系で、「なる」ことが達成されていて、後は流されるままのパターン。
後者は、「どうなりたい」系で、「なる」なんて単なる通過点の1つに過ぎないパターンです。
で、日本は、「公務員になる」とか、「正社員になる」とか、「声優になる」とか、「お嫁さんになる」とか、「なる」文化なので、「目標がない」、「自分がない」のです。
いちばん解りやすいのが、大学生になる、です。
高校生までは、目標があって、自分もあったのに、大学生になった途端に、夢遊病者のようになってしまう学生は、沢山います。
これは、大学生になることで目標がなくなり、自分がどうしたいのかも、なくなってしまったからです。
これと、会社員なども一緒で、「美容師になる」とか、「漫画家になる」とか、「なりたい」系は、「なる」ことが達成されていてしまうと、モチベーションがなくなってしまうのです。
そして、困ったことに、周りに文句を言うようになります。
大学生なら、勉強したくないから宿題を出す先生に。
会社員なら、働きたくないから仕事しろと言う上司に。
で、ぐちぐち言いながら、自分を誤魔化して過ごすみたいな話なのです。
しか~し、そもそも勉強する気がないのに、大学に入ってくる学生の方が、おかしいのです。
働く気がないのに、職場に入ってくる社員の方が、おかしいのです。
職業は、夢に足り得ません。
大事なのは、「なって、何をするのか」です。
日本には、社長になりたいとか、お金持ちになりたいとか、そういう人は沢山います。
で、社長なんか、なりたいと思った日になれます。
お金も、銀行で限度額まで借りて、翌日に返せば、お金持ち気分を味わえます。
で、その後に、どうするのか、なのです。
ほとんどの人は、何をどうすることも出来ずに、お金を無駄なことに使うか、日々の生活費で消えていくか、どちらにしろ浪費してしまうのです。
これの理由は簡単です。
「なりたい」だけだったのです。
これが会社なら倒産ですし、これが結婚なら離婚です。
ですから、「なりたい」という発想は、かなり危険なのです。
大学生になりたいと言う人と、大学生になってロボットの研究をしたいと言う人は、同じ大学生になっても、やることが違います。
「なりたい」系の人は、ただ言われるがままに単位をこなすだけです。それ以外の勉強なんてしません。
後者のやりたいことがある場合は、単位とは関係なくても、ロボットの研究に必要とあれば、授業を受けるのです。
大学生は授業料を1年に100万円とかかける訳ですから、どちらがお金的にも有効活用しているかは、言うまでもありません。
現代の資格ブーム、お勉強ブームも一緒で、自分が「なりたい」系の場合は、お金は減るだけで、増えません。
なぜなら、たとえ弁護士になっても、営業する気が起こらないから、です。
実際に、看護師の資格をとっても、看護師にならない人は沢山います。
それは、なりたいだけで、毎日、看護をやりたい訳ではなかったのです。
ニートや、バーンアウト、すぐ離婚してしまう人も、なりたい系の末路です。
学生になってみたけど、毎日、勉強したい訳じゃなかった。
社会人になってみたけど、毎日、仕事したい訳じゃなかった。
お嫁さんになってみたけど、毎日、家事したい訳じゃなかった。
それで、すぐ放り投げるか、倒れるまでやってしまうか、どちらにせよ「なりたい」だけだったのです。
五月病は、それが日本全国で一斉におこる現象です。
そうならないためには、文字通り「ならない」ことです。
なりたいを捨てて、(なって)何をしたいかをよく考えることです。
毎日、髪を切りたいという人は、美容師に向いてます。
毎日、勉強したいという人は、学生に向いています。
なりたいだけの人は、美容師にも、学生にも、社長にも、お金持ちにも、どんなものにも向いていません。
大事なのは、なってどうするのか、です。
それが無ければ、ただなりたいだけだった、という危険性が大です。
「誰もが自分のゴールを達成できる」

