確かな成長
確かな成長とは、
実際にやってみること。
過去の自分を乗り越えること。
動画の子供たちのような意見が言えること。
確かな成長こそが、成長なのです。

・補足
「確かな成長こそが、成長」と言うと、言葉足らずで日本語が変なので補足します。
なぜ「確かな成長こそが、成長」と言うのかと言えば、「成長してないのに、成長した」と勘違いしている人が多いから、です。
たとえば、動画の子供たちがカナヅチから泳げるようになった1日も、1日。
どこぞのTVやらセミナーやら出会いなどで人生が変わった(ような気がする)1日も、1日。
さて、この同じ1日の成長度合いを比べた時に、確かに成長したのはどちらなのかという話なのです。
カナヅチから泳げるようになった子供たちは、確かに成長しました。
一方、何かで感動して人生が変わったとか、気付きを得たとか、そういう人達の一体、何が成長したのでしょうか。
先に良いことを教えておくと、人間は、そういうことでは、変わらないのです。
それがクセになると、感動ジャンキーになるだけ、です。
予備校の先生がいくら素晴らしい人だって、そこから生徒が勉強することで、生徒は変わるし、人生も変わるのです。
感動だけでは何も変わりません。
部活の先生がどんなに素晴らしい人で、その話にどんなに感動して人生が変わった気がしても、当人が運動しなければ変わらないし、成長もしないのです。
涙が出るほど感動したって、当人がやらなければ、何も変わらないのです。
映画のロッキーに感動した人が、果たしてどれだけ強くなったか、という話と一緒です。
そういうのは、瞳に映るものを見て、強くなったような気がしているだけ。
成長してないのに、成長した気がするだけ。
何事も、どんなに感動しても、どんなに詳しくても、実際にやらなければ、0点です。
確かな成長とは、
実際にやってみること。
過去の自分を乗り越えること。
動画の子供たちのような意見が言えること。
感動や理屈や言い訳はいいから、やること。
やった先にしか成長は無いのは真実なのですから。

