生きてるだけで理想が高くなる
「生きてるだけで理想が高くなる」の話。
たとえば、10代の男の子が、同じクラスの女の子を好きな場合、そんなに理想は高くありません。
しかし、30代の男性が、10代の女の子を好きな場合、それだけで、理想が高くなってしまいます。
これは、男女を逆にしても、同じです。
10代の女の子が、同じクラスの男の子を好きな場合、そんなに理想は高くない。
でも、30代の女性が、10代の男の子を好きな場合、それだけで、理想が高くなってしまいます。
よく、大人になって、自分はそんなに理想は高くないと思っている人が居ますが、それは自分側が年をとっていることを忘れてしまっているからです。
これが顕著にわかるのが、アイドルや、水商売です。
10代はただ座っているだけでもチヤホヤされますが、30代では色々しても10代より扱いが下だったりします。
30代の人が、10代の人のポジションを希望することは、それはとてもとても理想が高いことなのです。
これはつまり、人は、ただ生きてるだけで理想が高くなってしまうことを意味しています。
おそらく、30代の人は、そんなに大きなことを望んでいるつもりは無いです。
給料を倍くれと言っている訳でもない。
ただ、10代の人と同じような待遇を受けたいだけ。
でも、それが理想が高いということなのです。
さらに年をとると、人は、10代の頃のように動ける体を望むようになります。
そういう人は、そんなに大きなことを望んでいるつもりはありません。
ただ、若い頃のように体を動かしたいだけ。
でも、それが理想が高いということなのです。
結局のところ、当人にそのつもりはまったくなくても、ただ放っておくと、年をとるだけで、欲深く、理想が高くなってしまうのです。

不老不死を望むのは、ささやかな夢でも何でもありません。
これまでの為政者が、億という単位の金をつぎ込んでも叶えられなかった夢です。
不老不死の別名が、肌年齢とか、整形とか、かつら等になっても、それは同様です。
今のまま維持したいというのは、ヒヨコがヒヨコのままで居て欲しいと望むくらい、とほうもなく欲深いことです。
そして、もし、欲深いのなら、それはそれでやることが沢山あります。
早寝、早起きとか、運動、栄養、休養、ケアなど盛りだくさんで、それを100%やったとしても、老化を遅らせることは出来ても、若返りは出来ない。
それでもやるくらいの覚悟がないと、それは手に入らない。
ただ、そういう人は、そんな大層なことや、大きなことを望んでいるつもりは無いのです。
つもりは無くて、ただ単に、無行動、あるいは、無料などで手に入れたいだけ。
バブル世代の人が、贅沢は言わないからバブルの時の給料が欲しいとか、とんでもなく贅沢なことを言うようなものです。
でも、当人は、贅沢を言っているつもりは毛頭ないのです。
30代の人が、10代の人を好きな場合も一緒で、30代の人がどんなに自分は若いと思っていても、下から見れば、立派なおっさん、おばさんなのです。
でも、30代の当人は、その現実を受け入れたくないのです。
人は、ただ生きてるだけで理想が高くなってしまいます。
仕事もそうで、昔は少しの給料アップのために頑張って残業できたことも、体力や気力の低下と共に頑張れなくなるのです。でも、お金は欲しい。これは理想がバカ高いことを意味します。
家事もそうで、お手伝いさんが欲しいとか言い出すのです。しかも無料で。
あるいは伴侶が欲しいとかも、よくよく聞くとお手伝いさんが欲しいと言っているのとかわらない人が沢山います。代わりに働いてくれるとか、代りにお手伝いさんになってくれるとか、です。
このように人は、ただ放っておくと、年をとるだけで、欲深く、理想が高くなっていきます。
でも、当人には欲深くなっている自覚は無いのです。
当人的にはささやかな夢。
それなのに、思い通りにならないから、キレるのです。
先日、養育費の60万円を40万円に減らされたことを悲観して、これでは暮らしていけないと子供を殺して、自分も死のうとした母親が居ました。
傍から見ると、十分暮らしていけるだろうと言う話ですが、当人の頭の中では無理なのです。
そんな奴はごく一部だろうと思いたいところですが、旦那の給料が減って、駄目になる夫婦は沢山います。それでも十分に暮らしていけるのに、です。
あるいは、ニートがいちばん分り易いかもしれません。
ニートは、ただず~っと養ってもらいたいだけ、なのです。
それが、どれだけ欲深いことなのかの自覚がありません。
で、家族が支えきれなくなると(思い通りにならないと)、キレるのです。

現代日本は、当人に自覚のない欲深い社会です。
こんなに豊かなのに、みんなが不平不満を言えるのは、ひとえに欲深いから、なのです。
でも、その自覚がないのです。
なぜ自覚がないかは、人間はただ生きてるだけで理想が高くなるのに気付けないから、です。
たとえ気が付いても認めたくないのです。
そうして十分に恵まれているのに、欲の暴走で身を滅ぼす。
これは、高齢化社会が抱える心の闇と言っても良いでしょう。

たとえば、10代の男の子が、同じクラスの女の子を好きな場合、そんなに理想は高くありません。
しかし、30代の男性が、10代の女の子を好きな場合、それだけで、理想が高くなってしまいます。
これは、男女を逆にしても、同じです。
10代の女の子が、同じクラスの男の子を好きな場合、そんなに理想は高くない。
でも、30代の女性が、10代の男の子を好きな場合、それだけで、理想が高くなってしまいます。
よく、大人になって、自分はそんなに理想は高くないと思っている人が居ますが、それは自分側が年をとっていることを忘れてしまっているからです。
これが顕著にわかるのが、アイドルや、水商売です。
10代はただ座っているだけでもチヤホヤされますが、30代では色々しても10代より扱いが下だったりします。
30代の人が、10代の人のポジションを希望することは、それはとてもとても理想が高いことなのです。
これはつまり、人は、ただ生きてるだけで理想が高くなってしまうことを意味しています。
おそらく、30代の人は、そんなに大きなことを望んでいるつもりは無いです。
給料を倍くれと言っている訳でもない。
ただ、10代の人と同じような待遇を受けたいだけ。
でも、それが理想が高いということなのです。
さらに年をとると、人は、10代の頃のように動ける体を望むようになります。
そういう人は、そんなに大きなことを望んでいるつもりはありません。
ただ、若い頃のように体を動かしたいだけ。
でも、それが理想が高いということなのです。
結局のところ、当人にそのつもりはまったくなくても、ただ放っておくと、年をとるだけで、欲深く、理想が高くなってしまうのです。

不老不死を望むのは、ささやかな夢でも何でもありません。
これまでの為政者が、億という単位の金をつぎ込んでも叶えられなかった夢です。
不老不死の別名が、肌年齢とか、整形とか、かつら等になっても、それは同様です。
今のまま維持したいというのは、ヒヨコがヒヨコのままで居て欲しいと望むくらい、とほうもなく欲深いことです。
そして、もし、欲深いのなら、それはそれでやることが沢山あります。
早寝、早起きとか、運動、栄養、休養、ケアなど盛りだくさんで、それを100%やったとしても、老化を遅らせることは出来ても、若返りは出来ない。
それでもやるくらいの覚悟がないと、それは手に入らない。
ただ、そういう人は、そんな大層なことや、大きなことを望んでいるつもりは無いのです。
つもりは無くて、ただ単に、無行動、あるいは、無料などで手に入れたいだけ。
バブル世代の人が、贅沢は言わないからバブルの時の給料が欲しいとか、とんでもなく贅沢なことを言うようなものです。
でも、当人は、贅沢を言っているつもりは毛頭ないのです。
30代の人が、10代の人を好きな場合も一緒で、30代の人がどんなに自分は若いと思っていても、下から見れば、立派なおっさん、おばさんなのです。
でも、30代の当人は、その現実を受け入れたくないのです。
人は、ただ生きてるだけで理想が高くなってしまいます。
仕事もそうで、昔は少しの給料アップのために頑張って残業できたことも、体力や気力の低下と共に頑張れなくなるのです。でも、お金は欲しい。これは理想がバカ高いことを意味します。
家事もそうで、お手伝いさんが欲しいとか言い出すのです。しかも無料で。
あるいは伴侶が欲しいとかも、よくよく聞くとお手伝いさんが欲しいと言っているのとかわらない人が沢山います。代わりに働いてくれるとか、代りにお手伝いさんになってくれるとか、です。
このように人は、ただ放っておくと、年をとるだけで、欲深く、理想が高くなっていきます。
でも、当人には欲深くなっている自覚は無いのです。
当人的にはささやかな夢。
それなのに、思い通りにならないから、キレるのです。
先日、養育費の60万円を40万円に減らされたことを悲観して、これでは暮らしていけないと子供を殺して、自分も死のうとした母親が居ました。
傍から見ると、十分暮らしていけるだろうと言う話ですが、当人の頭の中では無理なのです。
そんな奴はごく一部だろうと思いたいところですが、旦那の給料が減って、駄目になる夫婦は沢山います。それでも十分に暮らしていけるのに、です。
あるいは、ニートがいちばん分り易いかもしれません。
ニートは、ただず~っと養ってもらいたいだけ、なのです。
それが、どれだけ欲深いことなのかの自覚がありません。
で、家族が支えきれなくなると(思い通りにならないと)、キレるのです。

現代日本は、当人に自覚のない欲深い社会です。
こんなに豊かなのに、みんなが不平不満を言えるのは、ひとえに欲深いから、なのです。
でも、その自覚がないのです。
なぜ自覚がないかは、人間はただ生きてるだけで理想が高くなるのに気付けないから、です。
たとえ気が付いても認めたくないのです。
そうして十分に恵まれているのに、欲の暴走で身を滅ぼす。
これは、高齢化社会が抱える心の闇と言っても良いでしょう。
